あらすじ
江戸で一流の蘭方医を父親に持ち、器量もいい千夏。しかし、自身も蘭学に心酔して、縁談が遠い。そんな彼女がある太物商の悪事の噂を耳にした。旧知の同心に相談するも相手にされないまま、当の商人が何者かに毒殺されてしまう。亡骸を検分するという父に千夏もついていくと――。跳ね返り娘が度胸と科学の知識で超難事件に挑む時代ミステリー。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
蘭学小町千夏シリーズ2冊目。
また男をたぶらかすのかー。
今度は千夏ではなく姉妹同然の梨里の方だが、
美貌を武器に、のぼせた手代から情報を聞き出す。
商売敵の店主に火事や健康被害を起こすような情報を吹き込んでいた太物商が毒殺された。
太物商は裏表のあり性格で、毒が入っていた薬湯を作った女中が疑われる。
というのも店には時計があり、店の者にはアリバイがあった…。
江戸時代の時刻と言うものが不定時法であり、
日の出から日没の間を六つに等分して「一刻」としていたことは知っていたが、
それに対応する時計があるとは知らなかった。
面白かったのは、そこかな。