あらすじ
友達と偶然入ったカフェに、その人は居た--。大好きだった幼馴染み、優吾にそっくりな彼、花輪さんのことは絶対に好きにならない。好きになっちゃいけない。高校生の遠野望はそう思っていた。でも、たった一度のキスが望の心を裏切って……。
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Posted by ブクログ
初恋の幼馴染みにそっくりの彼は、好きになっちゃいけない、と思っているのの。だけど優しくしてくれる彼にどんどんひかれていって、どうしようもなくなって。
………という。なんかちょう王道なお話なんですけども、その彼がノンケで、でもののがゲイだって知っていて、でも優しい、みたいなのがツボというか。
気になってるんだけど、もう一歩踏み出す事ができずに溝が深まっていく感じがよかった。
ケイゴの存在もなんかいい。
すごく淡々としたお話で、盛り上がりはないですけど。
だけど、読み終わって二人の関係に納得してもユウゴの存在があるからか、どこか虚しい感じ。
その虚しさがクセになる一冊だった。