あの子が彼を好きな理由

ミエノサオリ

友達と偶然入ったカフェに、その人は居た－－。大好きだった幼馴染み、優吾にそっくりな彼、花輪さんのことは絶対に好きにならない。好きになっちゃいけない。高校生の遠野望はそう思っていた。でも、たった一度のキスが望の心を裏切って……。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 大洋図書
• 電子版発売日: 2012年06月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 27MB

[ブクログ · ★★★★★]

ミエノサオリ先生の作品を初めて読みました。
最初から最後まで切ないです。花輪さんの優しさが切なすぎる。
優しい年上×切ない過去あり年下です。
切ない話が好きな人にオススメします。

[ブクログ · ★★★★☆]

ミエノサオリの本は三冊目。いつも絵が丁寧で繊細で、読んでいて心地いい感じです。話は比較的ビーエル界にはよくある感じだったけど、ほんわりした印象で、いいお話だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ジャケ買い。いつもそうだけど。表紙がめちゃくちゃ好みだった。
でも表紙から期待しすぎてちょっと期待外れかな…？割と普通だった気がする。
絵柄はあんまり好みじゃないかもしれない…ちょっと古い感じ？って言い方悪いかな…少し前の少女漫画ちっくな感じ。あと表情とかがちょっとかたい…
話の流れは…まあだいたい想像できたかなって…
受けの子が女の子に見えまくりなので、それが嫌な人はやめといた方がいいかもしれない。
なんか…なんか物足りなかった……雰囲気は好きなのに！
あ、あとエロはほぼなし。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ののちゃん…面が可愛いからいいけど、そうじゃなかったらちょっと始末に負えないくらい自分勝手な性格のやなやつだよ（笑）。花輪も花輪で、誰にでも愛想がよくて人付き合いがいい奴、って、概ね自分に好意を寄せる相手が大好物で、好意を寄せられる、と言う部分が大事なんであって、対象人物を個別認識しない自分勝手な性格のやつが多い。つまり、この二人はどっちも「性格が宜しくない」んで、そんな二人がくっついて、他に迷惑かけないからまあいいか、と斜に構えた読み方をしてしまった（笑）。花輪がののちゃんが気になった動機ってのも、自分に似た人間がいた、と言うのが許せなかった、ってだけじゃねぇのか、と邪推をしたくなってしまったし。絵柄が繊細で美麗な部分で目くらましされてるけど、スレたBL読みの目は誤魔化せない（笑）。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ストーリーはあんま悪く無いのに、
絵…というかトーンとかがあまりにもデジタルに依存し過ぎてて;
別に全部に影付けようとしなくたって良いんだぜ…？
取り敢えず攻めが哀れ

[ブクログ · ★★★☆☆]

死んでしまった片思いの相手に瓜二つの人との偶然の出会い、そして彼に恋に落ちるまでのお話。
ありきたりな話だけど切ないです。

しかし一つ残念だったのは、語り手が定まっていないため(というか、この流れでよかったのに何で突然攻が自分の気持ちを語り出すんだ？という場面で)著者自身が物語の外側で空回りしている印象を受けました。読み手が一体誰に目を向けてほしいのか、それさえちゃんとしていればもっとののちゃん(主人公)のもどかしい気持ちがしっかりと伝わったかも知れません。著者の柔らかくて優しい感じは相変わらずで、読んでいてふわふわな気持ちになりました。だけど最後まで攻がある意味少し可哀相でした（笑）

[ブクログ · ★★★☆☆]

初恋の幼馴染みにそっくりの彼は、好きになっちゃいけない、と思っているのの。だけど優しくしてくれる彼にどんどんひかれていって、どうしようもなくなって。
………という。なんかちょう王道なお話なんですけども、その彼がノンケで、でもののがゲイだって知っていて、でも優しい、みたいなのがツボというか。
気になってるんだけど、もう一歩踏み出す事ができずに溝が深まっていく感じがよかった。
ケイゴの存在もなんかいい。
すごく淡々としたお話で、盛り上がりはないですけど。
だけど、読み終わって二人の関係に納得してもユウゴの存在があるからか、どこか虚しい感じ。
その虚しさがクセになる一冊だった。