あらすじ
学芸員である加納彩季は、絵の調査のため中東の国ビラールへ訪れた。そこで彩季を歓待したのは第四王子のサーティウだった。親しげな態度に気を許す彩季だが、サーティウと彼の異母兄ナジムの罠により、ハーレムへと監禁されてしまう。優しく容赦のないサーティウと、激しく熱いナジムの手管に、彩季の身体は淫らに蕩かされていく。彩季を玩具のように扱うくせに愛することを強要してくる彼らに彩季は…。
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Posted by ブクログ
個人的にすっかり苦手になってしまった藍生有先生の作品。でも読む。
今回も気持ちの伴わない営みが展開されていき辛かったのですが、今作はアラブの二人の王子が彩季を監禁?軟禁?しますが、ある彩季の言葉にうたれて歩み寄るんです。
彩季へのプレゼントは正直欲したものではなかったのですが、それがたどたどしくて初々しくて(王子なのである意味堂々としてますが)初恋に戸惑っている感じと、彩季に喜んでもらおうとか好きになってもらいたい。という愛情を示す気持ちがあってすごく微笑ましかったです。
彩季が王子二人に愛されますが二人が一人を愛する理由と考えもすんなり飲み込めました。最後のメッセージは三人にむけたものでもありますね。
Posted by ブクログ
兄弟王子×学芸員
学芸員である主人公は、とある絵画の作者特定のため中東へ旅立つ。そこで迎えたのは第四王子。ディナーやスイートルームなどの歓待を受けながら、仕事をしていたところ、トラブルに巻き込まれる。そのトラブルは第四王子とその兄である三王子が仕組んだもので、主人公はハーレムへと監禁されてしまうはめに。
待ちきれなくて、発売日前日に本屋へ突撃。
まだ書棚に並ぶ前のワゴンから「すいません、それ買いたいんですけど」と買わせて頂きました(笑)
藍生センセで「二人」というと、別レーベルの双子を思い出しますが、今回はアラブ!ハーレム!
やっぱりよかった…!!
もう私の中で「藍生レーベル」は安心して読めるものと確定してもいいかもしれない(笑)←いいすぎ
表紙の帯をはずすと「アラッ」というイラストでしたが、中身の挿絵もハイグレードでした。
こりゃ電車の中とかじゃ無理ですね。