あらすじ
せいや(霜降り明星)の17年来の夢、叶う! 半自伝小説ついに完成!!
ある朝、机がひっくり返っていた。
いじめは急にはじまった。
それでもイシカワは高校を休まなかった。
奪われかけた青春をコントで取り返す文劇祭(ぶんげきさい)、まもなく開演!!
「どん底から這い上がった人のほうが絶対に強い!」(せいや)
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Posted by ブクログ
こんなに号泣すると思わなかった。
テレビに出てるときの明るい姿を知っているからこそ、こんなに苦しい過去があったんだと思うと、この先の芸人人生はずっと幸せであってほしいと思った。
壮絶ないじめから逃げず、才能と努力で跳ね除ける姿が最高に格好良くて尊敬でしかない。
家族に心配をかけないように家では気丈に振る舞う姿は、読んでいて本当に苦しい気持ちになった。
手を差し伸べてくれる友達やずっと味方でいてくれる家族の存在に、胸がいっぱいになって気づいたらボロボロ泣いてた。
自分も見てみぬふりをするのではなく、手を差し伸べられる人でいたいなと思った。
Posted by ブクログ
いじめはなくならない
だっていい年した大人だっていじめをしてるから
職場でのハラスメントトレーニングは、暴力を振るってはいけませんバカとか死ねとか言ってはいけませんというレベルで今でもやっている
小中高生にはさらに丁寧に具体的に教えているのだろうか?
せいやの類まれなお笑いセンスと人柄の素晴らしさと、あとお笑いへの感度・受容度が高い大阪の土地柄の、どれか一つでも欠けていたら、涙と鼻水でこんなにも読み進められない1冊は生まれなかった
この本が多くの子どもに読まれることを願う
でもこの本を読んだ子どもに大人は言ってあげて欲しい
「せいやはハゲ散らかしても学校行き続けてずっと闘っとったけど、あんたは逃げたってええんやで」って
「せいやは映画みたいな大どんでん返しやり遂げたけど、大事なんはあんたが生きとるっちゅうことやで」って
Bullying will never disappear
Because even grown-up adults keep bullying.
Harassment training at workplaces still only teaches at the level of "Don't use violence" and "Don't call someone stupid or tell them to die."
I wonder if elementary, middle, and high school students are taught more carefully and specifically than that.
Seiya's exceptional comedic sense, his wonderful character, and the high sensitivity and openness to comedy of Osaka's culture—
If any one of these had been missing, this tear- and runny nose-filled book could never have been born.
I hope many children will read this book.
But to the children who read it, I want adults to say:
Seiya kept going to school and fighting even after losing his hair, but you can run away if you want to.
Seiya achieved a big twist like something out of a movie, but the most important thing is that you are alive.
Posted by ブクログ
とても読みやすい。
小中学校で明るく過ごしてきたのに、高校でかなり辛いいじめにあってしまう。
なぜ、こんな良い子がいじめにあってしまうのか。これは運だと思った。
本の中に書かれていたが、確かに誰にでも可能性はある。そんな中、お笑い好きのせいやはいじめをイジリと捉え、いじめと認めなかった。認めてしまったらそれこそ立ち直れなくなってしまいそうだったから。
強烈ないじめにもツッコミをして返し、他から見たら確かに仲間同士でふざけているとも思える絶妙なライン。先生も気付きにくい。
ストレスで円形脱毛症になってしまっても、家族を悲しませたくないため、認めない。
三者面談になっても、先生には悪いけど認めなかった。せいやの優しさが文章で伝わってくる。
いじめは、いじめる側にも複雑な家庭環境があったことも書かれていた。それでもせいやは、自分がクラスの中心になることが相手への復讐と考え、直接的にいじめの主犯格へは攻撃しなかった。
そしてタイトルの「人生を変えたコント」につながる。ここまででも泣ける箇所はあったが、ここからは快進撃の如く、努力と感動が散りばめられている。今まで辛かった生活が一気に変わる。
ここはまるで映画のようなストーリーだった。
涙が出た。まさにハッピーエンド!
良かったね、本当に良かったね!と心から思った。
いつまでも芸人として明るくがんばってほしい。
Posted by ブクログ
読みやすくスラスラと読めた。学校現場に勤めていたので学校のクラスの雰囲気が痛いほどわかる。イシカワの家族の気持ちを思うと切なくなる部分もあったが、文化祭当日は本当にスカッとする。いじめへの復讐の仕方が才能の塊すぎる。
黒川とヤマイの関係はフィクションかと思うようなものだった。ヤマイにイシカワという友だちがいて本当に救われたと思う。(逆も然り)
霜降り明星がさらに好きになる!
映像化されないかなぁと期待!!!!
Posted by ブクログ
読みやすくてすぐに読みきれました。
ひねくれず、こんな経験に真っ直ぐ向き合えたイシカワはやっぱりすごいなと感じました。
生まれた時に使命を果たしているという作者の言葉はこの経験があるからこそだなと思いました。
Posted by ブクログ
せいやのイメージは、下半身露出した人、だったけど、いじめに対して戦い続ける姿に感動した。尊敬できるところもあるのだと発見。と同時に、やはりいじめる奴には精神的な治療が必要だと思った。人生は行動だと思った。もちろん、逃げることは恥ずかしくないので、自分のペースで戦えばいい。