【感想・ネタバレ】かりそめの星巡りのレビュー

あらすじ

遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。
ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる――。
デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が、静謐にして豊饒な文章で綴る初めてのエッセイ集。
「河北新報」連載「記憶の素描」、「日本経済新聞」連載「美の十選」を収録。

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Posted by ブクログ

不在、記憶、透明。それらがひとつながりのモチーフとなり、いくつもの硬質な呟きが紡がれていく。2021年秋から2024年夏にかけて月一で新聞に連載されたという第Ⅰ部がよかった。連載の続きをリアルタイムで読みたいものだと思った。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。
ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる――。
デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が、静謐にして豊饒な文章で綴る初めてのエッセイ集。
新年最初の1冊目。すごく静謐とした文を書かれる作家さんだなと思った。初めて読んだけど、しんとした寒さの中で冷静に、丁寧な目線で物事を観察しているような感じ。3.11のことなど災害の記憶が深く根を下ろしているのを感じました。表紙とタイトルがとても素敵でジャケ買いしたんだけど当たりだったなあ。

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2025年01月25日

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