あらすじ
遠く離れた場所と言葉が響きあう、記憶への旅。
ドイツでの暮らしに故郷仙台の風景を重ね、愛する文学世界と過去からの声に耳を澄ませる――。
デビュー作『貝に続く場所にて』で芥川賞を受賞した注目作家が、静謐にして豊饒な文章で綴る初めてのエッセイ集。
「河北新報」連載「記憶の素描」、「日本経済新聞」連載「美の十選」を収録。
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Posted by ブクログ
不在、記憶、透明。それらがひとつながりのモチーフとなり、いくつもの硬質な呟きが紡がれていく。2021年秋から2024年夏にかけて月一で新聞に連載されたという第Ⅰ部がよかった。連載の続きをリアルタイムで読みたいものだと思った。