あらすじ
女の子より女の子らしい巡は、親友で幼馴染みの隼人に告白される。「僕は男で隼人も男でそれって普通じゃない」その困惑は二人の間に初めての距離を作ってしまう。だけど、優しく厳しい人たちに見守られて二人の関係は…。いつも一緒にいた二人がその温度を遠くに感じた時、本当の気持ちが見えてくる。繊細でロマンティックに描いたラブストーリー。
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とてもとても好きです!
今、2024年です。10年以上前の作品とは思えない、どこまでも色褪せないお話でただただ驚いています。
親友で幼なじみで大切な人、それが恋だとは思わないようにしなければ。普通ではない事におびえるメグルには、ハヤトの告白はキツイよ。
あかりさん、とても可愛らしい人でした。
優しいハピエンで幸せ。
優しい話
出てくる人、みんな優しくていい人。
ちょっと不器用だけど包容力のある隼人がホントいい。
巡の気持ちが追いついてよかった。
ハッピーエンド。
Posted by ブクログ
すれ違いが大好きなので、とても萌えさせていただきました。隼人が最初に告白したあとに泣くシーンが切なくて物凄く胸キュンしました。
しかし、キーパーソンのあかりちゃんが少しポエマーっぽくて苦手に思ってしまいました。味があって面白いとは思いますが、どうも口調が気になり…。巡と隼人が結ばれた後、あかりさんの恋の話題になった時の反応はとても可愛いかった!恋する女の子は可愛いですな…
Posted by ブクログ
雲之助さんの作品の中でこれが一番好きとは言わないけど、相変わらずのほんわか甘々トーンに地味に和む。
奥ゆしくて女子力半端ない巡に長年片想いしている幼なじみの隼人。
人付き合いが苦手な巡にとって、隼人とその姉のひろこが唯一の友だちでかけがえのない存在。衝動的に隼人に気持ちをぶつけられたことで、今まで築いてきた親友のバランスが崩れてしまう。
隼人の想いに戸惑うばかりでうまく受け止められない巡を気遣って距離を置く隼人。改めてふたりの関係を見つめ直す中で、巡も隼人は決して失いたくない大切な存在だと自覚する。
雲之助さんのキャラは、時々ハッとするようなセリフを吐くし、表情にもついキュンとさせられてしまう。
脇キャラや女子キャラの使い方もうまいな~と思う。
かわいいかわいいお話だった。