【感想・ネタバレ】冬の陽炎のレビュー

あらすじ

借金から逃れるため、東京に来たタクシードライバーの姜英吉。客の忘れ物の、宝石、麻薬、そして現金2300万円が入ったボストンバッグを手に入れたことから、彼の人生の転落は加速していく。己の欲望に突き動かされた人間達が群がり始め、互いに牽制し、欺きあう――。正気と狂気のはざまに存在する底なしの快楽を描いた、息もつかせぬ傑作長編。

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Posted by ブクログ

事業に失敗して借金を抱え、返せるあてもなく家族を捨てて東京へ。
タクシー運転手のアルバイトはその日暮らしだったが、一人の生活はそれなりだった。
なのにある日、集団自殺しているワゴン車を見つけ、ニュースに出たため、家族に知られるところとなる。
同時に集団自殺の中で助かった女性がいたことから、運命が動き始める。
女に溺れ、家族と暮らす金も遊ぶ金も更に借金を重ねる。
その上、危ない物にまで手を出してしまう。
呆れてしまうくらいのどうしようもなさだけど、そんな主人公が正直過ぎて憎めない…

2021.3.9

0
2021年03月09日

Posted by ブクログ

粘着質な小説です。
うすぐらぐジメジメした世界観。
追い詰められ限定された中で、
どんどん、狭く暗くなっていく。
重いです。

0
2015年10月18日

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