あらすじ
テーマは「自分軸」。「自分軸」とは、簡単にいうと「自分が納得するように、行動すること」。これは「当たり前のように見えて、案外難しいんです」と著者は言う。「本当はやりたくないんだけど、みんなやることになっているからやる」「好きではないけれど、評価が下がるのが嫌だから引き受ける」「世間体が悪いからやる」「相手が不機嫌になるのが嫌だから納得していないけどやる」――これらは全部「他人軸」。こんな行動ばかりしていたら、いつもモヤモヤするし、自分のやりたいことがいつまでたってもできない。当然幸せにもなれない。他人を優先してばかりで、自己肯定感も下がりまくりです。だから、「自分軸」で生きる。自分のやりたいこと、納得したことをやる。それが幸せになる唯一の道。ただ、「自分軸」ってシンプルなようで、わかりづらい。一見他人軸に見えるけれど、ちゃんと自分軸だったり、自分軸だと思っていたら他人軸だったり。そこでこの本の登場です。今回、「自分軸」について、これでもか、これでもかとかみ砕いて著者は書いています。そこのモヤモヤしているアナタ。なんとなく自己肯定感の得られていないアナタ。幸せって何だろうと思いながら生きているアナタ。この本を読めば「自分軸」が何なのか、どうすれば自分軸でラクに、幸せに生きられるのか、目の前の霧が晴れたかのようにわかるはずです。ぜひお手に取ってみてください!
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Posted by ブクログ
以前、著者の「内向的な人の幸福戦略」を読み、共感するところが多かったので、購入しました。「他人を気にせず、自分軸で生きる」がテーマで、いろいろな悩みに的確なアドバイスをしてくれます。若い頃に比べ、他人を気にすることは少なくなりましたが、現在は、自分の周りに、いない人の悪口を言いまくり、自分に対しても、ささいなことで攻撃してくる人がいて、対処に困っていました。この本には、嫌いな人とは物理的距離を取る、好きな人と一緒にいる時間を増やす、攻撃してきても、それは自分の問題ではなく、相手の問題だと捉える、などのアドバイスがあり、大いに役に立ちました。他人を気にせずに生きたい人におすすめです。
Posted by ブクログ
以前から気になっていたTomyさんの本。そちら系のキャラとは知らず読む。マツコとかIKKOとかに通じる視点とか説得力とかあるよね。冒頭から何度も出てくる「自分軸を持ってそれに従って行動する」ということが重要になってくる。どうしても周りの人に遠慮しちゃって、他人軸で考えちゃうことって多いよね。
Posted by ブクログ
読んでよかった。同じことが何回も繰り返されている。以下、よかった事をメモする。
他人のことが気になるのなら、他のことを考えれば良い。
負けず嫌いは他人軸、自分軸に戻す。
評価する側の事情や好き嫌いその他の要因で評価は変わる。だって評価する側も人間。違う尺度から見たら、彼の方が評価が上なのかもしれない。例えば、仕事のスピードや出来具合よりも、穏やかな性格を評価しているのかもしれない。でもそんな事はわからないから、いちいち考えなくてもいい。大切なのは、評価は他人が行うと言う事と評価する側の人間が評価するということ。つまりあなたが納得いかなくてもそれは反映されないのです。
拒絶されるのが怖い人は、まずは安心できる人、1人だけでいいから確保するの。
人間は感情の言語化が得意な人と苦手な人がいるのよ。感情の言語化が得意な人は今考えていること、今感じていることがほぼ同時に文章になって心の中で流れている。でも苦手な人は、この文章は流れていない。周囲の状況に対応することでいっぱいいっぱいになっているの。
今目の前のでやっていることから、気持ちが離れて関係のないことをとりとめもなく考えてしまう状態は頭がお暇な証拠。
1つは他人軸より自分軸。他人に評価されたいと思うことより、自分が納得してやりたいことを優先する。
環境や価値観が変われば、他人の評価は変わります。
嫌な人間の言動がどうしても気になってしまうのなら、好きな人のことを考えればいいのよ。別に恋をしなくてもいいわけよ。嫌いな人間ていうのはあなたにとって価値のない人間よ。
誰かにネガティブな意見を言われた時は大抵何か理由があるのよ。そのほとんどの理由は相手の利益。ネガティブな意見には裏があることが多い。その言葉そのものを受けるのではなく、背景を確認して冷静に対応しましょう。単にあなたを困らせたり、辞めさせたりしたいのかもしれない。悲しい気分はわかるけど、相手の意見に惑わされず、きちんと状況を確認してみて。そして、やるべき事は進める。ノイズに惑わされると、さらに状況が悪化するの。
他人からのネガティブな言葉と言うのはほとんど考えすぎとも言えるわね。他人からネガティブな言葉をかけられたときのパターンについて。①あなたのことが気に入らない時、②相手が何も考えていない時。
お願いがあるんだけどと言う人には注意をする。大抵こんな人に限って自分がお願いをするとあっさり断られてしまうのよね。それぐらいしてくれてもいいでしょと言う人。してくれて、当たり前なんて事はこのように1つもありません。