あらすじ
グローバル化が加速する現在、ビジネスシーンにおいて「英語」は不可欠です。また、それを見越して、最近では、ユニクロやファーストリテイリングなど、国内企業のなかでも英語公用語を検討・実行しようとしている企業も出てきています。本書では、社内公用語を英語にしたある会社をテーマに、ストーリー形式で実際のビジネス現場で繰り広げられるいろんな場面を想定した、さまざまなトピック(英語での就任スピーチ、食堂のメニューが英語、など)が繰り広げられます。内容は、著者の会社の通釈・翻訳者への実際の依頼に基づいたオリジナルストーリーなので、実際に起こりうることとして臨場感がありますので、ビジネス英語の教養書としても読むことができます。あわせて、通訳式の英語勉強法である「シャドウイング」と「サイト・トランスレーション」をもとに、実際のビジネスで使用する英単語や英文を学習することができます。英語学習は、TOEIC450点の主人公の目線で進んでいきますので、無理なく勉強することができる一冊です。
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もっと早く出会いたかった本
これは英語の勉強を継続するのが難しい方にとって良い1冊です。なぜなら、スキルを磨く目的を読者に考えさせるような作りにもなっているからです。特にストーリーが読みやすいので、頭のリフレッシュに最適です。登場人物の行動につい夢中になって読める内容です。
Posted by ブクログ
英語の勉強のやる気アップにも貢献してるが、人間的なストーリーも面白い!いままで何やってもだめだった自分も、なんだかできそうな気がしてきた。勉強の仕方も参考になる。
Posted by ブクログ
ストーリー仕立てでおもしろい!
英語を勉強しても続かない・・・
そんな日々が続いてました。
ただ、これを読んでからさくさくと英語が勉強できるように!!
なぜならストーリー仕立てで、勉強の仕方が自分の日常とリンクして分かりやすい!
会社で英語が社内公用語となり、主人公は英語をまったく話せないところから始まります。その点で英語を勉強する初心者の立場からスタートできる。今までの勉強本の中でおススメの一品。
Posted by ブクログ
グローバル化=外国に進出することという定義は個人的にあんまり好きではない。日本に外国人が来ることもグローバル化だと私は考えている。グローバル化とは国と国の境界線が薄まることではないかと思う。境界線が薄まることで、コミュニケーションが必要となってくる。そのコミュニケーション言語の中心が英語だ。
本書はプリント基板の自動外観検査装置メーカーの株式会社アドバンスの社長、五十嵐勇太郎が引退し、娘の圭子が新社長に就任することから始まる。新社長の圭子は「2年後に社内の公用語をすべて英語にする」という大胆な方針を打ち立て、国際企業へとかじを切る。
主人公の山崎信吾と鈴木杏のTOEICはそれぞれ410点と480点。二人は会社が一部負担する英会話レッスンを通じてTOEICの点数を上げると同時に英会話を身につけていく。この英会話レッスンの部分から私たちもできる勉強方法を学ぶことができる。英語だけではなく、国際企業になる過程で生じる非効率な部分、ダイバーシティの部分もストーリーに組み込んでありとても参考になる。
現在楽天、ファーストリテイリングが英語公用語を進めているが、今後も増えていくことは大いに考えられる。日本が今後世界で戦っていくためには必要不可欠な英語。会社としてどう取り組むかは難しいが本書は一つの選択肢を示してくれる良書だ。
Posted by ブクログ
たまたまある方のブログで見つけて珍しくネットで即買い。
「ゴール」みたいな感じの展開で読みやすく、そしてそのブログで書いてあったように、英語が勉強したくなる気になります。
あとは実践するかどうか。