あらすじ
やった気になる「研修」と
つくって終わりの「スキルマップ」に
さようなら
人材教育施策に大切なのは
「Off-JT=教える」と「OJT=育てる」のバランスです。
・人材育成のための研修施策は実施しているが、その後の業務に活かせていない
・スキルマップを用意、活用しているが、実践に即していないかもしれない
人事担当者の中には、このような課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
これらの教育施策の目標は、経営戦略を推進し、自社にとっての
「求める人材像」を育成することです。
そこで本書では、「求める人材像とは何か?」の解像度を高めつつ、
社員の成長を効果的に加速させる仕組みづくりから、評価のしかたまで
図解でわかりやすく解説しています。
また、自社で活用できるオリジナルのフレームワークを収録しています。
さらに、記載例とワンポイントアドバイスも添えてあるため、すぐに実践できます。
【目次】
STEP ZERO はじめに なぜ“今さら”人材育成なのか
STEP1 すべての起点となる求める人材像と育成方針の策定
STEP2‐1 研修体系の策定(Off-JT)
STEP2-2 スキルマップの策定(OJT)
STEP3 研修体系とスキルマップの運用と改善
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
研修体系とスキルマップの作り方に関する書籍は、概して文字だらけで、具体的に実践するためのフレームワークがあまり提示されていないものが多い印象がある。
しかし、本書は、適度に図が用いられている上に、体系的にいまどの議論がなされているかわかりやすく記載されている。また、フレームワークと記載例がふんだんに掲載されており、現場への実践に活かす際に座右に置いて役立てることができる。
育成に悩む私のように、非人事部の人間だけでなく、人事部の方にも役立つ一冊だと思う。
Posted by ブクログ
人材育成において、
学習の機会→実践の機会→内省の機会の繰り返しが必要。
学習:学ぶが場がない、学ぶものがわからない、学びたい意欲がない
実践:実践の場が無い、実践の仕方、活かし方がわからない
内省:振り返る機会がない、振り返りのやり方がわからない、上がないせいをさせてない
の課題がありそうだなと。
研修の注意点
1 実施前 研修の目的、目標がない
2 実施中 実務とのつながりがない
3 実施後 周りを巻き込む仕掛けがない
→学びを実践しようとしても周りがしてない。
下がやってても上がやってない
なので上から原則していくことが必要
4 実施後 定着の仕掛けがない。繰り返し実践して定着する仕掛けが必要
Will Can Must
マストでは上司や会社から向上を求められているスキルがわかる
キャンは自分ができてることがわかる。
ここがわかるのが求める人材像やスキルマップ。
あれとあれはできてるが、これは必要なのにできてないや、上からの期待値も明確にできる。
スモールスタートで