あらすじ
ノーベル賞の受賞者の四人に一人はユダヤ人だといいます。全世界の約0.2パーセントにすぎない少数民族でありながら、なぜ、ユダヤ人はこれほどまでに優秀なのでしょう。実際にイスラエルでユダヤ人とともに生活した著者が、ユダヤの知的生活の謎にせまるのが本書です! 自分たちの歴史を常に大事にするといった文化的背景から、音読するときは体を揺らして……といった、面白いテクニックもでてきます。知的アウトプットを高めるヒントがきっと掴めます!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1. 総論
方法論よりも、ユダヤ人がいかに優秀か、彼らの生活様式と思想について中心に書かれており興味深かった。トーラーというユダヤ教の書には、国語、歴史、神の掟が書かれており、ユダヤ人はそれを生涯かけて学ぶ。それを蓄積するのは週一度の安息日である。
2. 方法論のポイント
・週一回の安息日があること。安息日は一切の仕事をすることが許されず、読書と沈思黙考と家族との議論を行うため、思考力が鍛えられる
・常に疑問を持ち続けること、質問すること、議論すること。目上にも意見を言い、目下からも学ぶ
・ひたすら音読を繰り返すことで暗記すること
・体を揺らしながら考え、脳を活性化すること