あらすじ
小型飛行機セスナの操縦桿を自ら握る著者が鳥瞰する「科学技術の歴史」。セスナ172型機に乗り、プロペラを回して空を飛び、風を感じながら操縦桿を傾けることで科学技術の「進歩」を身体をもって実感してきた著者が、人類誕生から現代にいたるまでの科学技術の歴史を易しく解説します。時代ごとに分けられた各章には技術史の年表のみならず、その頃に起こっていた世界と日本の出来事の年表も掲載していますので、どのような時代にどのような技術が誕生してきたのか、鳥瞰的にとらえることができます。火と道具の発見から始まり様々な歴史を経てコンピュータと宇宙の時代に至るまで、膨大な人類の科学技術の歴史をダイナミックに読み通すことができる一冊です。
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Posted by ブクログ
勉強になるんですけど~序:人類誕生から現代までの概観と16世紀まで1:近代科学の始まり-16世紀から17世紀頃まで2:産業革命と社会の変革-18世紀3:近代から現代へ-19世紀4:科学技術大躍進の時代-20世紀5:情報科学とコンピュータの発達-20世紀後半~半分過ぎると難しくなるのは体験することができない世界だからだね
Posted by ブクログ
過去の偉人達の築いてきた科学・技術の歴史について、さらさらさら〜っとおさらいする一冊。
やさしい言葉で書かれており、パートも細かく分かれているので、気負わずに読みやすい。
中高の理科系科目の教科書でコラムとして小さく載っていたような話をぎゅっと集めて膨らませたような感じ。学生時代そういったコラムを読み物として楽しんでいた人間からすると、デザートばっかり食べさせてもらっているような嬉しい読書感覚だった。
あくまでも歴史を俯瞰する本であり、個々の事項についての解説は簡素でいわゆる学び直し的な要素は薄い。