【感想・ネタバレ】ケミストリー世界史 その時、化学が時代を変えた!のレビュー

あらすじ

本書は、第二次世界大戦までの人類と化学の壮大なドラマを、世界史通の化学鉄人講師がまとめたものです。出来事の表層的な羅列ではなく、社会や政治、戦争といった出来事の根本にある「物質」を主人公に、それらがどうやって影響し合ってきたのかというつながり、歴史の因果関係がわかる解説になっています。宇宙誕生、生命誕生の話にも触れたあと、ホモ・サピエンスの登場。火薬あり、石油あり、香辛料あり……。「4万1000年前ごろ=赤色顔料の利用」「前4000年ごろ=ビールの誕生」「815年ごろ=イスラームの錬金術」「1846年=エーテル麻酔手術」「1920年=プラスチックの時代」「1942年=ペニシリンの実用化」などの大見出しがあり、それぞれのテーマを深掘りしています。「文系」の人でもスラスラ読める、超おもしろ講義です。イラスト・写真あり。文庫書き下ろし。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2022/9/17 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
2024/1/10〜1/16

河合塾講師の大宮氏が、人類の歴史を化学の側面から語る壮大な世界史。こうやってみると、化学における発見が人類の歴史の大きな転換点になっていることがよく分かる。面白かった。

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2024年01月17日

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