あらすじ
昨今「キャリア教育」は小学生から始まる.しかし,キャリアが何かは難しい問題で,就活生や一旦就職した社会人の迷いは混迷を極めている.「キャリア」構想に安易な方法論はない.人生デザインの鍵は自分の中だけにあるからだ.就活生や迷いを抱く社会人に贈る!「個性を人生にする」知恵とアイディアの詰まった一冊!
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Posted by ブクログ
キャリアとは足跡、仕事以外の家庭生活、余暇、病気や怪我なども轍を経験するもの。
スパーのキャリアレインボー。
仕事と子育ての両立する制度は法律があるから、だけではない。人材確保、定着のためでもある。
夢を叶えるには努力が必要、だが努力すれば夢が叶うわけではない。しかし、見通せるキャリアともいえる。
ノーベル賞の山中教授は紆余曲折あったキャリア形成。努力の跡が見通せる世界と、見通せない世界。
終身雇用、年功制、企業別労働組合。新卒一括採用(明治時代から始まった)
見通せた世界。
年功賃金カーブのモデル。日本は年功制がより強い。
工職混合組織=企業内労働組合
キャリア開発は、企業が主導してきた。
見通せないキャリアの時代の理由=経済のグローバル化、デジタル技術、VUCAの時代、長寿化=人生100年時代。
安定したキャリアの時代は仕事を選ぶことは適性や関心が大事だった。それが長く働けて能力の発揮に効果的だから。=適職を見つける、という観点。
安定を前提にできない時代は自らも変わり続ける=計画的偶発性理論。配置ガチャにあってもすぐに辞めずにチャレンジする。
メンバーシップ採用は人事権が採用側にある。中途採用ではこうならない。仕事、働き方の選択枝は個人にはない。
これからはキャリア自律が必要。自ら主体的に考えて行動する人材。
外国との比較=キャリア意識に関する国際比較、「ホワイトカラーの働き方や就労意識に関する国際比較調査(2023)」
キャリアデザインは意味が無いか。節目ではよく考える。それ以外は流されるもよし、という態度が必要。
セレンディピティ=セレンディップの3人の王子たち、の物語から。を楽しむ。
自分のパーパスを明確にしなくても内省によって自己を知ることができる。
エコーチェンバーに注意。
人生の節目で選択した連鎖がキャリアとなる。