あらすじ
「とんでもなくクリスタル」「わたしを探さないで」
「下町のロボット」「蚊にピアス」
「おい桐島、お前部活やめるのか?」
「人生が片付くときめきの魔法」「からすのどろぼうやさん」
「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」
「八月の蝉」「大木を抱きしめて」
「昔からあるハムスターみたいな本」
だいぶつじろう 池波遼太郎
……
利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力にリスペクト。
SNSでもバズりがとまらない!
クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント。
あなたはいくつ答えられる?
* * *
本の正確なタイトルは、なかなか覚えづらいもの。そしてうっかり間違って覚えたタイトルを文字通りに想像してみたら、とんでもなくシュールでおもしろすぎる事態になっていることもしばしば。
そんな図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集め、HPで公開しているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。
本書は、そのなかから秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、「覚え違い」を文字通りに表したイラストを添付。そしてページをめくれば「正しい書誌情報」と「司書さんによるレファレンス」が現れて……という仕掛けになっています。
読者のみなさんはきっと、利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力に驚嘆することになるでしょう。
クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント、ぜひご堪能ください!
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[もくじ]
○はじめに 「覚え違いタイトル集」、始めました
○厳選! 覚え違いタイトル集
○そもそもレファレンスって? 司書の仕事って?
○おわりに みんなの図書館
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イラスト:多田玲子
装丁+本文デザイン:大島依提亜
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白すぎる
ホームページの方をよく拝見しています
惜しいのから、司書の推理にかかってるというかよく分かりましたね…というものまで、多種多様な覚え違い
上手いこと言ってて、そっちのタイトルのほうが売れたのでは?というのも多数あります
ぺージひとつにひとつずつなので、できれば感想や突っ込みはもっとボリュームが欲しかったかも
Posted by ブクログ
「『あだしはあだしでいぐから』だったかな?」「伊坂幸太郎の『あと全部ホリデイ』はどこにありますか?」など、おもしろい覚え間違いがたくさん。私も司書になった気分で、この本はなんだろうと推理しながら楽しんで読みました。レファレンスサービスは、みなさんつかったことありますか?気軽に司書さんに話しかけてみると、よろこんで本を探してくれるかもしれません。利用者のほしい本を探して渡すお仕事は、素敵だと思いました。私もそんなふうになりたいな。
Posted by ブクログ
いやこれズルいでしょう。電車の中で読むと怪しい人に見えるので、帰りに読むの諦めました。ドリトル先生のやつとかよく分かるなーと。ちなみにパートナーは本書内の間違いがよく分かるらしい。もしかして間違いにも感性がからむのかしら。
後書きも含めて、司書さんのコミュニケーション能力の高さがよく分かる。改めて素晴らしい仕事だなと。
あと、付録の貸し出しカードが世代的に刺さります。
Posted by ブクログ
挿絵が面白さを引き立てていた。
くっくっく、と笑いが止まらない。
落ち込んだときに読むのおすすめ!
特に
「俺がいて俺だけだったみたいなタイトルの本ありませんか」
「ローリングって名前のホストの人が書いた本ありませんか」
のセットが大好き。
Posted by ブクログ
自分にも昔、司書さんになりたいなと考えた時期があったことを思い出した。
表紙やタイトルに一目惚れをして本を手に取ることが多い自分。ほんと直感的にとるんだけど、だからこそあんまりタイトル覚えてないときもあって。
「あー、あの本のタイトルなんだっけー」なんて、人にオススメする時(あんま無いけど)とか、今なんの本読んでるのと聞かれた時(これもあんまない)とか「あー、あれです、あれ」としか答えられなかったり「〇〇ぽいやつです」みたいな回答しかできず。そのうち私の脳内でど素人司書がレファレンスサービスを施すが、当然素人なので正解にたどり着くことはない。
けれど、そういう時の寄り道ってか、間違いとか、なんでそんな変換になった?って人と話すのたしかに楽しいんだよね。
読んでてクスッと笑えて、時に「その間違いわかるよ!!」ってなんか知らぬ人と知らぬ間に共感もできたり、とっても素敵な時間でした。
Posted by ブクログ
電車で読んではいけません。
クスッと通り越して、ブフッです。
私的には「とことこ公太郎」が一番ツボ。
理解できる範疇の間違えがたくさん、
私も本も歌も曖昧に覚えがちなので、親近感に溢れてた。
Posted by ブクログ
本のタイトルの間違いがたくさん紹介されていて、吹き出してしまうので電車では読めない面白さです!
探し出すの司書さん達は推理力が試されそうです。
Posted by ブクログ
本屋を徘徊していたら、たまたま視界に入った一冊。
手にとって帯見て思わずくすっとしてしまい、かごに入れました。
出てきた作品も面白そうなのばっかだったので、
次読む本に悩んだら、たまたま開いたページの本を読む、ってのが面白そうだなって思った。
Posted by ブクログ
覚え間違いのタイトルからご希望の本をご案内。分かる分かる!ってものから、変化球のものまで。司書さんって凄いと感心します。
初めて出会う本もありますが、本の表紙と著者と出版社が載ってるので参考になります。
栞として付いてるカードも秀逸!
Posted by ブクログ
私のベスト3は、
Ⅰ位 「これこれちこうよれ」
2位 「ドクタードリンク宇宙へgo」
3位 「年だから解雇よ」
司書さんは可笑しくて吹き出したりしないのかなと思いました。
Posted by ブクログ
間違いタイトルに対してのツッコミが秀逸でした。
ふふっとわらってしまう。
でも間違うのも超わかる。
はじめにや、おわりに、あとがきが太字で読みづらかったです。本編に関係ないのでまあいいかって感じです。
Posted by ブクログ
司書のレファレンスサービス、書誌情報が出てきます。
覚え違いのタイトルで覚えそうな本もあったし、読んでみたいと思う本もあって面白かったです。
著者名の覚え違いもある中、宮沢賢治を「みやけん」と略されてることは私も知らなかった!
Posted by ブクログ
司書さんは本のプロであることがわかる。おもしろい覚え違いがいっぱいあってクスッとできた。
自分も覚え違いしていたものがあって、びっくりした。ねじまき鳥クロニクルはずっとねじまき島クロニクルだと思っていた。
昔読んで内容は覚えているがタイトル忘れたとか、うろ覚えのタイトルだったりするとネット検索もできない。でも司書さんに聞けばなんとかなるんじゃないかと思わせてくれる。とても頼りになる本の専門家という感じで尊敬する。
Posted by ブクログ
面白かった!一時間ほどで読み終わりました。
なぞなぞのように楽しめましたし、この本読んでみたい!と思いブックマークしたページもあります。
司書さんの見えない仕事の紹介もあり、進路悩み中の子供に司書のお仕事について話してみようかなと思いました。
Posted by ブクログ
書籍名を正しく覚えていたのに、覚え違いの書籍名が衝撃的過ぎて上書きされる恐れあり。覚え違いの書籍名をイメージした挿絵がツボにハマりニタニタしてしまった。人前での読書は少し危険な本。
Posted by ブクログ
覚え間違いはいちいち面白い
よくぞここまで丁寧に収集したなぁと思う
解説コメント?が少し斜めに構えてて鼻につくところもあるけど、素材が良いからなんとか読める
Posted by ブクログ
クイズ感覚で楽しく読めた。ヒントだけでは分からないものが半分以上…、レファレンスの方々はすごい仕事をしていると思う。
本好き、調べ事好きなため、レファレンスの仕事は非常に魅力的に感じた。
Posted by ブクログ
クスッと笑える。「A」のページのツッコミみたいなのが面白い。知ってる本でも「わかる!」てなるし、知らなかったら「読んでみよう」となるものもある。
文庫版あとがきまで読んで、「100万回死んだねこを探している」と言ったらどこに連れて行かれるのかやってみたくなった。(できないけど)