あらすじ
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SNS運用とは地道な日々の積み重ねで少しずつ成果を出していくものです。一発逆転の裏ワザはない一方で、適切なコンセプト設計と努力の継続さえできればわずかながらでもアカウントを成長させていくことが可能です。本書ではX・Instagram・TikTokを駆使して「総フォロワー数1万人」を目指すために必要な基本知識とエンゲージメントの分析、SNS運用戦略の立て方を丁寧に解説します。
●伝わるSNS運用とは…
本書で目指す理想の姿であり、ユーザー目線で「どんなアカウントなのか」、「どんなコンテンツを扱っているのか」、「何が有益なのか」などができるだけわかりやすく表現されている状態を指します。
●その投稿、本当に伝わってる?
あなたがどれだけ素晴らしいコンテンツを取り扱っていても、それがユーザーへ伝わらなければアカウントの成長は見込めません。本書ではX・Instagram・TikTok、それぞれの媒体の特長やユーザー特性を知り、各アカウントのコンセプトから日々の投稿まで、ユーザーに伝わるための考え方・つくり方を解説していきます。
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Posted by ブクログ
まず嬉しかったのは、「SNS運用は、地道な日々の積み重ねで少しずつ成果を出していくもの。一発逆転の裏ワザはない」と書いてあったこと。
そして「一番大事なのは、結果が出るか分からない中で、継続すること」とあったことだった。
始めたての頃は特に、閲覧者が少なかったり、反応がなかったりして、これでいいのかと不安になって、SNSをやめてしまいたくなる。しかし、そこですぐにやめてしまうのは、一番もったいのないことなのだと知ることができ、諦めずにコツコツ発信を続けていこうと前向きな気持ちになれた。
けれども、漫然と発信を続けていても、それでいいわけではなくて、「アカウントの有益性が伝わるように整える」「高頻度かつ継続的に発信を続ける」ことが重要なようだ。
1万フォロワーがついたアカウントは、1000フォロワーになった時間の2分の1の時間で1万フォロワーになるらしい。コミュニケーションという本質をとらえて、伝わるための工夫をし、まず1000人を目指すのが、ファーストステップだそうだ。
他にも、100点の投稿を時々するよりも、60〜70点の投稿を頻繁にする方がいいとあったが、実際に自分がフォローした方の投稿を見ていると、頻繁に投稿されている方のばかりを見るようになっているし、親近感も湧いてきている。何を書いていいか始めのうちは分からなくても、投稿を続けてみる、このことが一番大事で一番難しいことなのではないかと思ってきた。
トレンドを意識したり、自己完結しないやりとりしたくなるような文にしたり、1対1のコミュニケーションを活発にしたり、できることはまだまだたくさんある。フォロワー数だけにとらわれるのではなくて、フォロワーとより親密な関係を築けるよう、日々、PDCAサイクルを回しながら、楽しくSNS運用をしていきたいと思った。