【感想・ネタバレ】本を書く技術 取材・構成・表現のレビュー

あらすじ

朝カルの講座でも大人気! ノンフィクションの名手が放つ渾身の書

石井さんは教えてくれる。本を書く「技術」だけではなく、もっと大切な、「書く力」そのもののことを。
――高橋源一郎(小説家)

AI時代に〈人間の本質〉に迫る極意を伝える必読書!
――今井むつみ(慶應義塾大学教授)

朝カルの講座でも大人気!
ノンフィクションの名手が贈る「伝わる」表現のための新バイブル

・メディアが見落とす、テーマの“空白地帯”を見つけよ
・「違和感」「矛盾」「現場ならではの言い回し」こそ記録する
・ ICレコーダーは使わない、“脳を活性化”するノート術
・「構成力」で本は決まる――9つの「型」の力を借りよう
・「見上げて」「驚く」ライティング術の真髄とは?
・五感描写、キャラクター造形法の門外不出テクニック…etc.

プロの取材技術、書籍水準の構成力・表現力……暗黙のノウハウのすべてがここに。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ノンフィクション作家になる方法。
取材力、構成力、表現力の三要素。
テーマがまず優先。社会の常識を覆すような力。
毎回ホームランを狙うのではなく、よくあるテーマでも一工夫加えて新規性を出すこと。
マスメディアがたくさん取材しているテーマは空白地帯を見つけないと勝てない。正面からではなく未踏の切り口を探す。
世の中の常識を常に疑う=職業的会議の精神で疑って、取材する。マイノリティから見たことを書く。
取材では謝礼を払うことはない。
発表前に原稿確認はブログ、webニュースなどでの記事を確認して貰う。
書き手の立場を忘れない。美味しい情報、に注意。足下をすくわれる。
ICレコーダーとノートを併用する。
紀行文ではICレコーダーは実質的に不可能。
裁判所は、通常使えないが、記者は黙認されている。
ノートに書くほうがインタビューが充実する。

本は一章ごと、小見出しごとに書きためる。
一冊で12~15万字。5~10章に分ける。小見出しで4000字程度に分けて息継ぎをしながら書く。
完成予想図を先に作っておく。設定、対立・葛藤、解決。
ジャンルを意識して、不要なものは思い切ってけ削る。
冒頭の数行より、プロローグをしっかり書く。
下から見上げて書く。
書き手が人物をジャッジしない。判断は読者に委ねる。
12歳の子どもが読める文章を意識する。
極端なデフォルメはしない。
推敲は、編集者が手を入れてから。
出版社に持ち込むときは完成原稿を渡す。
webや雑誌で書いたモノが評価される。
新人賞を取る。

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2024年12月17日

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