【感想・ネタバレ】測って描く旅のレビュー

あらすじ

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測り、スケッチを重ねると、目と手と頭がバランスよく動くようになる。測ることとつくることの間に振幅が生まれ、やがて手から「かたち」が姿を現し、エスキスを重ねて次第に構想をまとめていくようになる。いつの間にか手が考えはじめたのだ。その過程こそがデザインの醍醐味ともいえる。(本書「旅のはじめに」より)

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Posted by ブクログ

「旅はゲストルーム」で世界のホテルの客室を実測し、スケッチされた著者の続編。精彩なタッチとセンスあふれる水彩で彩られた客室を見ることにより、無限の世界へと誘ってくれる。

客室のスケッチもさることながら、時々あるコラムもホテル自身を好きになることを助長させてくれる最高の著書。

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2021年05月22日

Posted by ブクログ

この本が面白すぎて、思わずコンベックスを持って出掛けてしまいます。建築士である著者はホテルの部屋に入るとあちこち測りまくって、そこのレターヘッドにスケッチをするという趣味を兼ねたトレーニングをしているのですが、それが本当に魅力的。僕も今までロケであちこちのホテルに泊まったのですが、こんな風に残しておいたら良かった…。妹尾河童さんの「河童が覗いた…」シリーズを思い出しますね。最近マイクロブルワリーやタップルームを訪れるとスケッチするのですが、これで精度が上がります。でもさすがにお店でコンベックス使ったら怒られますよねー。目測を磨かないと…

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2016年03月13日

Posted by ブクログ

ごく軽度に偏執的で、思索深く感性ゆたかで、これは素晴らしい本です!
圧巻はホテルのゲストルームの平面図。随所のエピソードや的確なツッコミも心地よいです。

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2013年05月19日

Posted by ブクログ

ものをスケッチする。測る。すると、スケール感が身につくって。やってみよう。
考現学の今和次郎。資料を収集する。そこから生まれる何か。

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2020年06月29日

Posted by ブクログ

僕も大学で建築計画学の建築家の教授に
気になった寸法は持ち歩いてる巻尺で測りましょうと
教えられたがほとんどやらなかった

著者は行く先々のホテルを測り
図面として起こしている
ホテルを惜しまずよさそうなところに泊まるのも
うらやましい
芸の肥やしみたいなことか

建築家はこんなことをしているのか
やっぱり建築家になれるひとは違うなあと
思い知らされた本

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2015年05月03日

Posted by ブクログ

旅先でのスケッチは習慣だが、泊まったホテルを実測するという愉しみ方に「なるほど!」と手を打って、早速その直後、新婚旅行だったので真似してみた。

初めて足を踏み入れる部屋は印象が鮮明なので、それを直ぐさま寸法に置き換えるという作業はとてもいいトレーニングになるし、なかなか楽しい。ただ、毎日移動してホテルを変える僕みたいな人間は、二週間も続けるとヘトヘト。。だって外でも同じようなことやってんのに、部屋戻ってまた。。ゼエゼエ。

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2015年10月07日

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