あらすじ
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測り、スケッチを重ねると、目と手と頭がバランスよく動くようになる。測ることとつくることの間に振幅が生まれ、やがて手から「かたち」が姿を現し、エスキスを重ねて次第に構想をまとめていくようになる。いつの間にか手が考えはじめたのだ。その過程こそがデザインの醍醐味ともいえる。(本書「旅のはじめに」より)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「旅はゲストルーム」で世界のホテルの客室を実測し、スケッチされた著者の続編。精彩なタッチとセンスあふれる水彩で彩られた客室を見ることにより、無限の世界へと誘ってくれる。
客室のスケッチもさることながら、時々あるコラムもホテル自身を好きになることを助長させてくれる最高の著書。
Posted by ブクログ
この本が面白すぎて、思わずコンベックスを持って出掛けてしまいます。建築士である著者はホテルの部屋に入るとあちこち測りまくって、そこのレターヘッドにスケッチをするという趣味を兼ねたトレーニングをしているのですが、それが本当に魅力的。僕も今までロケであちこちのホテルに泊まったのですが、こんな風に残しておいたら良かった…。妹尾河童さんの「河童が覗いた…」シリーズを思い出しますね。最近マイクロブルワリーやタップルームを訪れるとスケッチするのですが、これで精度が上がります。でもさすがにお店でコンベックス使ったら怒られますよねー。目測を磨かないと…
Posted by ブクログ
ごく軽度に偏執的で、思索深く感性ゆたかで、これは素晴らしい本です!
圧巻はホテルのゲストルームの平面図。随所のエピソードや的確なツッコミも心地よいです。
Posted by ブクログ
僕も大学で建築計画学の建築家の教授に
気になった寸法は持ち歩いてる巻尺で測りましょうと
教えられたがほとんどやらなかった
著者は行く先々のホテルを測り
図面として起こしている
ホテルを惜しまずよさそうなところに泊まるのも
うらやましい
芸の肥やしみたいなことか
建築家はこんなことをしているのか
やっぱり建築家になれるひとは違うなあと
思い知らされた本