あらすじ
※電子版特典に夏川そぞろ先生の描き下ろしイラストが特別付録します。
「熊を狩ろう」って言われて結婚したのに
皇帝の隠し子とか、聞いてない!!
暴れん坊令嬢×身分を隠した最強騎士 溺愛成り上がり冒険譚!
ワケあって田舎の領地で育った侯爵令嬢・ラルフシーヌは、
ずば抜けた運動能力と負けず嫌いな性格で
村のガキ大将として名を轟かす「野人令嬢」である。
帝宮での式典で暴れ周ったことをきっかけに
騎士・セルミアーネに見初められ嫁入りするが、
貧乏騎士だったはずの彼は、実は現皇帝の隠し子で―!?
[登場人物]
<ラルフシーヌ>
名門侯爵家の11番目の子として生ま れたものの、養育費不足のため領地で
平民として育てられた「野人令嬢」。
帝宮でのお披露目式で、虐められていた令嬢をかばって暴れたことで、
セルミアーネに惚れられて!?
<セルミアーネ>
現皇帝と公妾だった母から生まれた皇子だが、母の教えにより身分を隠
していち騎士として生き、ラルフシーヌに求婚する。しかし皇太子達の
相次ぐ夭逝により、急遽、帝国の皇太子として立つことになる──。
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どうしてこうなった(笑)
冒頭で明かされてる事なので分かってはいましたが、1巻ラストには「どうしてこうなった」とつぶやいてしまう程でした。
タイトル通り竜を狩りたい程の元気さがヒロインの魅力なので、このままやらかし続けて欲しいです。
青天の霹靂
侯爵家の11番目の子として生まれ、資金不足から領地の代官を務める男爵夫妻に預けられほぼ平民として育ち、素行も狩りを好み野山を駆け回る野生児でご令嬢の自覚無しだったにも関わらず、デビュタントのために帝都に呼び戻されたラルフシーヌ。
エスコート役に任命された騎士・エルミアーネと狩りの話で盛り上がりつつも、皇帝陛下に無事に挨拶を済ませ一安心と思いきや、身分の差で虐げられていた令嬢を助けるため大乱闘を起こしてしまう。
侯爵家の身分や翌日早々に領地に戻った事により不問となったが、何故かエスコート役だった騎士に見染められ、2年後求婚される。
そして貧乏騎士に嫁いで家計を助けるべく狩人となり、趣味と実益を兼ねた悠々自適の生活を営んでいたはずが、1年後に届いた一通の手紙から全ての運命が変わっていくというお話。
ラルフシーヌが本当にカッコイイご令嬢で、好感を持てます。
次巻、青天の霹靂からのどうなっていくのかがとても楽しみです。