あらすじ
仕事はどこを目指すべきか? 20代、30代、40代、50代でやるべきことは? 他人の目が気になったら? 親友は必要か? クヨクヨしたらどうするか? 大人の男の酒の飲み方 いくら稼げば幸せか? 人はなぜ生きるのか? ……人生後半もいい感じに生きる奥田民生が語る、仕事・友達・遊びと金・健康・メンタル
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Posted by ブクログ
奥田民生さんが、60歳になった今の自分について語ったエッセイ。
バンドブーム世代に中学高校生だった自分にはユニコーンはまさにど真ん中世代かっこよさとかっこ悪さがいい感じで混在している、独特なバンドと言うイメージだったし、もちろん好きなバンドだった。
最近、奥田民生になりたいボーイズを見たので気になって読んだ。
また、YouTubeも見ているので、あのこと言ってんだなぁと思いながら読めるところも面白かった。
気に入ったフレーズ。
無駄の中に宝があるって言う人もたまにはいるけど、経験上、無駄だと思ったものが後で「すげえ助かった。」でなった事は1度もない。
勝手にダラダラ生きてたやつにはみち草に見返りを求めるんじゃないと言いたいし、ダラダラがそのうち良い結果を招く事はほとんどないからそういう奴には無駄を正当化するなと言いたい。
早く行きたければ、1人で行け。遠くへ行きたければみんなで行け。
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勝手に人生のテーマ曲としている♪イージュー★ライダーを創ったすごい方で、ライブでも肩肘張らない雰囲気がカッコイイ民生さんが、筋肉の衰えを痛感したりコンビニで買ったいいちこをソーダ割りで飲んでたりする姿に親近感を感じた(笑) でもやっぱり所々に滲み出る民生節がかっけぇなーとなりました。
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緩い、緩い、民生 節。
頭の中で「近ご~ろ~私た~ちは~、いい感じ~♪」がくるくる回る。
アフリカの諺「早く行きたければ1人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」がささった。
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「飽き」との付き合い方。次の日に用事があるから生きる。自分より少し先輩の民生さんの人生論。特に後半は身に染みながら読んだ。明日用事がある限りまだまだヒマはない。
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民生でビジネス書をつくるーーという発想がまず巧い!
さすが民生、というか脱力しつつも、結構踏み込んで人生観を語っている。
遊ぶように楽しんで仕事をする極意、まわりの人たちとの付き合い方など、共感できる点がとても多かった。
民生もだけど、ユニコーンやシトーンズはじめお友達みなさんの素敵な人柄も語られていて、ファンには嬉しいかぎり。吉川晃司さんもお茶目さんすぎる。でもなんといっても陽水さんが面白くて好き。
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「マッサージ」
受けてるみたい。心が解きほぐされていく。
続ける秘訣は、あえて離れること。
逆説的な、奥田民生さんらしい生き方。
憧れますね。
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相手によって態度を変えない人に運はやってくる、か…
このフレーズだけではないけれど、これが一番ズンッときた感じだな。
昔車の買取の会社にいたときに、同僚に言われたことを思い出した。
に、しても年が近いせいからなのか、そうだよなということが結構多いけど、やっぱこの人と自分は同じではないわけで、そうではないなと思うこともいくつもあった。
でもたとえ一つでもすごく共感できればそれは印象に残るのに一つ二つではなかったから、面白かったな。いい時間だった。これはやっぱり買ってまた読みたい本だったな、いや、また借りるのでもいいんだろうけど。
Posted by ブクログ
かっこいい60歳!
He is living proof that even at sixty, you can live this freely, casually, joyfully, and without taking things too seriously.
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かっこいい人だと思ってたけどやっぱりかっこいい人でした。同時に今の自分でいいんだなと勇気づけられた部分もあり、今自分ができる事をしようと思いました。
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仕事面で色々とうまくいかない時期で鬱々としているときに、この本を手に取りました。
奥田民生さんは昔からユーモアのあるユニークな人という印象でしたが、「常にクヨクヨしている」ということに驚きました。
・人間はいいときもあればそうじゃないときもあって、それは大したことじゃない
・生きているのは「用事」があるから
民生さんはこういう緩い感じで、いいことを言えるのでやっぱりカッコいいなぁと思った。
Posted by ブクログ
「奥田民生さんらしい」なんて言えるほど、著者のことは詳しくありませんが、何曲か聴いた感じから受け取れる雰囲気、テレビ雑誌で話している様子から垣間見られる価値観と大きな差異なく読むことができた。
人それぞれに人生があって、思ったこと感じたことのままに生きていけばいいと思えた一冊
Posted by ブクログ
30年来の奥田民生ファンです。
ビジネス書のスタイルで書かれていたんですが、楽しめました。
教訓的なこともたくさん書いてあるけど、還暦を迎えるので人生のいろいろを積み重ねているんだなぁ、と感じました。
例えば
苦手を克服するより仲良くなろうとする
無理はしなくていいけど、無気力は危ない
「長所」「短所」は他人が決める
クヨクヨしてもなんとかなる
やらなかった後悔が一番悲しい
とか。
個人的にはやらなかった後悔が一番悲しい、に共感。ただ奥田民生は、いつでも行けると思っていた焼肉屋が閉店してしまってのこと、っていうのに笑ってしまいました。
あと運動するためにトイレを1キロ先に作りたいって、やっぱりユニークな人なんだなぁと思いました。
あと、奥田民生は1000万円は収入として欲しい、と書いてあったので、これまで通り、CD買ったり、YOUTUBE観たり、たまにはコンサート行ったり、グッズ買ったり、本買ったりして、応援したいな、と思いました。
面白かった。
Posted by ブクログ
私の中で神レベルに崇め奉っている有名人が何人かいるが、その最たる存在。ユニコーンは解散してから好きになり、ロン毛の民生さんがカッコ良すぎて最後の4946ツアーのVHSは擦り切れるほど見たなぁ。ソロの時も好きだったけど、ユニコーン復活のシークレットライブに当選して会社休んで見に行って、昔のユニコーン時代の歌を歌った時には涙ぐみそうになったなぁ。椎名誠さんの本の感想でも書いたのと同じく、私の中で憧れの「オトコ」像。
さて、本書では、椎名誠さんの本の感想と同様、歳を取って、特に身体の衰えを感じ、それに困惑しつつも決して気張りすぎず今までとスタンスを変えずに生きていくぞ、という宣言(?)が底流にあると感じた。ちなみに「歳を取ると先が短くなるからせっかちになる」という内容は、自分自身が最近感じていたのでドンピシャ。
ソロで出したミニアルバム「FAIL BOX」のコメントで、先日亡くなった渋谷陽一さんが「生きているといろんなことがうまく行かず疲れるからだらだらしてしまう。だけどロックはそれでも理想に向かって戦うから、だらだらしつつも攻撃的。奥田民生の歌はロックを体現している」という趣旨のことを書いていたが、本書でもそれをチラリと感じることができて、ちょっと嬉しかった。民生さんには「音楽の暮らし」をこれからもずっと続けて欲しい。
Posted by ブクログ
ユニコーンが好きでソロになられてからは、そのライフスタイルに憧れていた。
力まず興味あることに没頭している姿がかっこいい。こんな還暦を迎えられたら最高だな。
本書にはビジネスマンにも刺さる言葉も多くあったのではないか。
自分のチームがすることには腹をくくる。相手によって態度を変える人より誰といても変わらない人に運がくる。何かを継続するためには時々やらない(距離をとり客観視する)ことが必要。などリーダーとしてや、ビジョンを求められる立場では共感するはず。
最近読んだ他書でも遊びが大事とあったが、更に本書では「がむしゃらに遊ぶ」より、「遊ぶように暮らす」とのフレーズが響いた。
自分としては遊ぶ=旅するように暮らすが最高だ。
Posted by ブクログ
奥田民生のエッセイ本。内容は濃くはないけど、その分楽にスラスラ読めた。60歳を目前にすると気力や体力がなくなってくるから無理をせず自分のできる範囲でできることとやりたいことだけをやるというところは、まだその歳ではないが共感をした。得るものよりも失うものが増えてくる歳頃で奥田民生流自然体で幸せに生きる考え方を垣間見た気がした。
Posted by ブクログ
民生がこんな本を出すなんて、思ってもみなかった。意外。そして、私の中のユニコーン時代の民生のイメージと全然違う。民生、ゴルフするの((((;゚Д゚) ⁈
■50代は経験値は高いけど、手を動かす力は20代の半分位と思ったほうがいい。経験値が上がってできることがたくさん増えても、無理をすると病気になるから「今更ベテランがそんなに仕事するかよ」という空気を出しつつ、なるべく仕事は楽な方向に持っていきたい。←これ、いい(笑)
■声を大にして言うけど、行こうと思ったところには行っておいたほうがいい。行って失敗だったら、それはそれでいいわけだし、いろんなものがいつまでも永遠にあると思ったら大間違いだ。こういうこともこの歳になって改めて気がついた。←激しく同意!
■棺桶を持ってくれる友達はいるか?この年になっても新しい友達はできる。ただ友達ができるかどうかは自分次第。棺桶問題もあるけど、友達は多い方がやっぱり楽しい。←民生、友達いっぱいいそう
Posted by ブクログ
なんと奥田民生が、ダイヤモンド社から書籍を。
ようやく手にとり一気に読んだ。
メンタルの章が彼らしく、納得。
自分は黒ラベル★より、赤星が好きだけど。
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たまには、お気楽に、と手に取ってみた。
著者は自分の作品に年齢に関わるタイトルを付けることがままある。アルバムの『29』『30』は、どちらも買った覚えがある。
なにしろヒット曲の『イージュー★ライダー』のイージューは、業界用語?で、30のこと。30代になっても気楽に行こうと歌っていた。
その民生氏もついに今年還暦を迎えるのかと、しみじみ。
その感慨は、いかに? と読んでみた。
前半の「仕事」や「お金」にまつわる話は、やはり業界人というか、一般庶民感覚とは異なり、共感できるところは少なかった。
が、後半(というか終盤)、健康、メンタルのあたりは良いね。セレブも庶民も、アーティストも一般人も、そこは差がない、というのが良く分かる。
「特にここ2,3年、「きついなあ」と感じるようになってきた。」
「50歳を過ぎたらラーメンを食べるなら昼。これが俺の結論だ。」
そうそう、そうだよなー、という記述が俄然増える(笑)
でも、まだ60後の人生に諦観はない。そこも良い。
「無理はしなくていいけど、無気力は危ない。」
「声を大にして言うけど、行こうと思ったところには行っておいた方がいい。」
このあたりもQuite Agree! だ。
本書の最後、自分の歌にちなんで、こう結んでくれているのも、良い。
「まだ「このまま死なねぇぞ」と思っている。」
御意。肩の力を抜いて元気に生きて行こう、ご同輩!
Posted by ブクログ
ガツガツしないスタンスが、音楽にも感じられる。若い頃は、もっととんがった部分が発せられていたのではないか?と思うが、時間をかけて、達観する境地に入り、それが大物アーティストとの交流にもつながっているのかと思う。
こんな感覚を、自分も持っていられるとイイなと思う。
Posted by ブクログ
特にすごくファンなわけではないが、カッコいい大人の印象がある人。ネット広告で出てきて、「仕事なんて8位でいい」とか、「親友なんていなくていい」みたいなフレーズに惹かれて読んでみた。
奥田民生の自評が「基本的にネガティブでクヨクヨしやすい人間」だというところが意外だった。基本的には考え方が近くて「そうだよね」って思いながら読んだ。近すぎて新しい発見はあまりなかった(^_^;)
ただ、自分のメンタルは人と違う方向で推移してるという気づきはあった。民生さんの「若い頃はこうだった」みたいなことに自分は共感できない。どちらかと言うと若い頃から60のメンタルだったらしく、自分はむしろ40過ぎた今になって「もう少し自分に期待してもいいんじゃないか」と思い始めている。やっぱ自分はちょっと変なんだなということを再発見できた一冊。
車通勤になってしばらく本から遠ざかっていたけど、読書再開の一冊としてはさらっと読めてよかった。
Posted by ブクログ
意外と体温高め。イメージとしては、なんかフワフワ。雲のように掴みどころがない日なんだろーなぁと思っていたが、意外にこだわりがある感じが意外。
自分の持ち物や死んだ時に棺桶に入れて欲しい物などを選ぶのに、意外にまとなも理由。タイパにこだわり倍速で動画を観るのも意外。吉川晃司と同級生なのも意外。(奥田民生がだいぶ上と思っていた)
立場で、壊れるような関係の友達は友達じゃないって、考え方もなんか意外。(友情とかに過度な期待がなさそう)
何回、意外だって書く気なのかって感じだから、
自分のイメージと違いすぎた。なんか、もっと低体温の人だと思ってたのに、意外に平熱。いや、若干高めか?あと、ゴルフが好きなのも凄く意外。
印象としては、失礼だが意外に普通な感性なんだなぁと思った。しかし、奥田民生の作る曲は普通かと言われたら全然、普通じゃない。歌詞やメロディ。どれをとっても独自の世界観があり、明らかに天才。
普通の人が、普通の感性をもって生きてるのに、
外に放たれるそれは、普通じゃないって。。。
最後の締めでCMの話。奥田民生に妻夫木聡が、
「生きるとは?」に対し、
「やることがあるから、用事があるから」っていう答えは、自分の中のイメージの民生らしかった。
Posted by ブクログ
民生らしいなと思ったり、意外とそんな感じなんだ、と思うところもあったり。
トータスと陽水さんのエピソードは笑ってしまった。
ただ仕事、友達、メンタル、失敗、酒などの話があるのなら和田唱ぶちギレ事件の話も聞きたかったなーって言うのはあります。