あらすじ
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】
「俺のそばで、その命が尽きるまで書き続けろ」
エリスには秘密がある。それは正体を隠してロマンス小説を書いていること。
けれど、いい加減結婚しなくてはと執筆活動は止まっていた。
ある夜会で連れ去られたエリスを待っていたのは暴君と名高い皇帝。
殺されるのかもと覚悟を決めるエリスだが……求められたのはサイン!?
皇帝はエリスの小説の大ファンだった!?
そのまま始まる軟禁執筆生活。冷酷でも顔がいい皇帝にエリスの筆も乗って……。
「陛下は私(の創作)にとって、なくてはならない特別な人ですわ」
血塗れ皇帝×鈍感地味令嬢、ロマンス小説から恋は始まるのか──?
感情タグBEST3
匿名
声出して笑いました
部屋で一人の時に読んでて良かった!
最近、通勤中にライトノベルを読みまくっているので、その時に読んでたら周りから変な目で見られてしまったかも。
そのくらい本当に面白くて読む手が止められませんでした。
冷酷で残虐なヒーローは生い立ちからそうならざるを得なかった訳だけど、愛読しているロマンス小説の作者であるヒロインを最初は強引に側に置いて小説を書かせながら交流していく中で、人として情を持ち、ヒロインに惹かれていく自分の気持ちに気付いていくさまがとても可愛く思えました。
ヒロインは普段分厚い眼鏡をかけた地味侯爵令嬢だけど、眼鏡の下に隠された美貌や、小説を書く為に必要な知識を得る様々な手段や努力など、それに関わる人達等、スペックが半端なかったです。
もう、是非読んで欲しい作品です!
残虐非道と言われる皇帝が、ロマンス小説の虜に。
ヒロインになら、無視されようと、いい加減な返事をされようと、気にしない。
段々と素直で可愛くなっていく皇帝が可愛い。
そして猛獣使いのヒロインも素敵。
一気に読んじゃいました。
ヒーローが暴君って、そういう噂で実は・・・っていうのがよくあるけれど、
このヒーローは本当の意味で暴君というか残酷にならざるを得なかった人。
ヒロインの書く小説にハマってからの成長(?)が微笑ましくて可愛い。
途中の急展開が面白いし、ヒロインが思った以上にハイスペックで格好良かったです。
ただ、イラストがいまひとつというかなんか違う気がして、そこが残念でした。