あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
捨てるだけじゃもったいない! 変身するごみのゆくえを追いかけろ!
本書は理科好きの子どもたちに向けた、サイエンスをテーマにビジュアル素材でまとめたシリーズ「子供の科学サイエンスブックスNEXT」の一冊です。
今回のテーマは、生活の中で毎日排出している『ごみ』。
「海洋プラスチックごみ」の問題について聞いたことはありませんか? SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」と関係し、昨今では急務な問題だとよく話題にのぼります。他にも「ごみ」の問題は山積みで、2050年には日本のごみ埋立地は不足するといわれています。
ただ、そんな「ごみ問題」を悲観するだけでなく、きたる未来のために、「ごみ」と向き合い新たなソリューションを生もうとしている動きもあります。本著では「ごみ」の未来を考え、ごみを活用しようと動く活動を紹介し、進化する「ごみ」のゆくえを追っていきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
わかりやすいし読みやすい。小学生でも楽しく読めます。
この本に出てきた海洋プラスチックごみからできたボールペン(と全く同じかはわかりませんが)、大阪万博の国連パビリオン内ショップに売っていました。気になっています。
Posted by ブクログ
とても詳しいけれど、ごみについては子どもたちにも身近な話題なので、楽しく読める。小学校高学年以上向き。一般的なごみ処理に関する内容だけでなく、焼却炉の種類からスペースデブリの除去まで幅広い。ごみに関する最新情報がまとまっているので、大人が読んでも勉強になる。課題へ社会が前向きに取り組んでいることがわかるので、子どもたちが未来に希望を持てると思う。
こういった情報は数年たつと古くなってしまうので、新しい情報であるうちに多くの人に読まれてほしい。
Posted by ブクログ
子どもの科学サイエンスブックスNEXTシリーズの一冊で、写真やイラストが多く使用され、ゴミに関する知識を楽しく学ぶことができます。
著者の吉川邦夫さんは東京工業大学名誉教授で、ゴミ処理についての研究経験を持っています。
ゴミ問題の現状や、海洋プラスチックごみ問題、最新のゴミ処理技術などを具体的に取り上げています。
ゴミ問題やサステナビリティの大切さを知るだけでなく、自分たちができる小さな変化や取り組み方(ごみを分別する、リサイクルをする、使い捨て品を減らすなど)についても学ぶことができる一冊。
宇宙ゴミの課題にも愕然…