【感想・ネタバレ】2時間で一気読み 13歳からの政治の学校のレビュー

あらすじ

大人こそ必読の政治入門「裏金をつくる政治家が日本に必要?」「選挙って行く意味あるの?」。そんな疑問を持ったら、もしくは聞かれたら、誰もが経験している学校を思い出してほしい。本書では、政治の現場を知り尽くした著者が、政治の世界を学校に見立てながら解説。政治家、選挙、派閥、三権分立、民主主義――。これらの仕組みを理解すれば、学校や会社での「政治」にも役に立つ! 【本書の目次(項目一部抜粋)】はじめに ●「政治」を根本から考える必要性 ●権力者に「NO!」と言える国、ニッポン ●水と安全が“タダ”で手に入らない時代がやってくる? 第1章:「民主主義」って何ですか?→血を流すことなく、現状を変えられる力です ●「政治なんて興味ない」では自分が損をする ●全員による「直接民主制」、代弁者を選ぶ「間接民主制」 ●日本の政治家はお金をもらいすぎ? 第2章:なんで「選挙」が大事なんですか?→政治家にプレッシャーを与えるためです ●「シルバー民主主義」はなぜ起きるのか ●政治家は「選挙に行かない有権者」を無視する ●「あなたの1票」は政治家へのプレッシャーになる 第3章:なんでネット選挙できないんですか?→与党政治家は、無党派層に選挙に行ってほしくないからです ●政権に緊張感を与える、だから「政権交代」は必要 ●政治家を新陳代謝するための3つの提案 ●ネット投票が進まない本当の理由 第4章:なんで日本では「首相」を直接選べないんですか?→そのほうが国会議員にとって得だからです ●なぜ日本では「首相」を直接選べないのか ●日本の首相は国会議員のほうを向いている? ●なぜ日本の政治では「派閥」が力を持つのか

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Posted by ブクログ

政治を学校に例えて分かりやすく解説しており、大人にも新たな発見はたくさんある。日本はダメな政治家をすぐに変えられる素晴らしい国だということを説いている。なるほど中国やロシア、北朝鮮にはその仕組みは全くないと言っていい。政治家がデジタル投票に後ろ向きな理由もよくわかった。若者が政治に興味を持たないのは、それだけ不満がないということでありある意味悪いことではないのかもしれないが、政治への関心が高まりつつある今こそこの本をいろんな若者に読んでほしいと思う。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

ほんとにわかりやすかった!「選挙行かなきゃなー」って思いつつ、「行っても変わんないんだろうなー」と思っていたけど、それに対する答えみたいなことも書いてあって、仕組みもなんとなくわかって全体感がつかめて面白かったです。
政治のこと知らないってまずいかな…と思っている大人の入門にもいいかなと思いました。

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2025年02月06日

Posted by ブクログ

良い本。分かりやすい!!
今21歳で、現状の政治に対して不満があるけど、じゃあそれは政治家だけが悪いんじゃなくて、投票に行かなかった一世代前の「若い人」にも責任があるんだなと思った。
どんな人を尊敬するか、影響を受けたいか、もう一度考え直す必要があるな…
みんな選挙に行こー

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2024年10月24日

Posted by ブクログ

なぜ国民が政治に参加するべきかをわかりやすく書いている。
偏った意見も特になく、危機感を呼びかけるような内容。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

明日の政治を変えるのではなく、
未来の政治を変えるために
選挙に行こうと思いました

橋下氏が唱えたアメリカ型の直接選挙と
日本型の議員内閣制をミックスした
首相公選制は素敵な仕組み
プラスαでネット投票が可能になるといいな!
と思いました

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

間接民主制を日本は原則、スイスは直接民主制

国会議員の平均年収は2,000万円
100万円の「調査研究広報滞在費」が
毎月支給(非課税)
新幹線乗り放題(グリーン車も無料)
規定の選挙区と東京の往復飛行機が
月3回まで無料
海外出張は大使館や領事館の職員がアテンド

1955年に自民党が結成
戦後長らく、自民党政権が続いている
「55年体制」と呼ばれる磐石な体制

デジタル立国のエストニア
地方議会では2005年から、
国政でも2007年から、
ネット投票が実現している

法律(ルール)を国会がつくり、内閣が実行
国会 = 衆議院 + 参議院 からなる二院制

三権分立
立法は国会、行政は内閣、司法は裁判所に帰属
権力が集中しないよう相互統制している

大統領制 アメリカ、韓国
議員内閣制 日本、イギリス、ドイツ

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2024年12月30日

Posted by ブクログ

硬すぎない文体や、政治を生徒会運営にになぞらえた解説が読みやすく感じました。確かに2時間程度で読めました。
政治のことを考える、判断する軸を作るための入門書として、オススメです。

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2024年11月22日

Posted by ブクログ

政治の仕組みを「学校」に置き換えて、やさしく説明された一冊。サラッと読んで、二十代の娘に読んだら、と渡しました。 
日本人って、個々やってもダメだろうなぁ、って気が先行しちゃうですよね、もちろん私も、所詮一人の力では、効果ないし、いやいや一番は「面倒くさい」し、「恥ずかしい」もあります(//∇//)
しかし、微力でもやり続けなければいけないと、この年齢になって分かったような気がします(笑)

私も毎回選挙投票は行きます。今回2024年十月、自らの一票の価値が見出せたのではないかと思った。小さな意思でも、行使する意味があったのでちょいと嬉しいかったです。

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2024年11月02日

Posted by ブクログ

ちょうど衆議院選挙前だったので読んでみました。
政治とか小中学校で習ったことも覚えてない。
選挙も1回行ったきりな30代です。
とりあえず今日投票してきました。
職場や家族に選挙について話してみたり、
投票に来てる人が自分が思ったよりさまざまな層がいて、
ニュースも少し意識して見られるようになって
少し世界が広かったようです。

本では国の政治を学校の生徒会に例えて書いてある。
自分は政治とかよく分からない、と思っていたが
よく考えてみると中高の部活動で部長をしたり、職場でもより良い職場(様々な職種、立場の人にとって)にするために話合いをして立案、実行したり小さな政治をしていたことに気がついた。

せっかく民主主義の国で生活しているのだから、範囲を広げて自分で興味を持って、考えてみたいです。

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2024年10月27日

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