【感想・ネタバレ】薬草を食べる人びと 北アルプスが生んだ“薬箱のまち”飛騨のレビュー

あらすじ

「薬草」で地方創生に挑む、唯一無二のまちがあった!・「唯一無二」の地方創生に挑むまちを描くノンフィクション”究極のまちをつくる”シリーズ創刊。・シリーズ第2弾は、「薬草」を健康とまちづくりに活かす、官民のストーリー。・カラー写真も豊富、市民の薬草暮らしやプロの薬草料理、薬草事典、食べ方・使い方もご紹介。岐阜県飛騨市は、高山市と白川村にはさまれた2万人のまち。専門家の薬用植物調査で245種類の薬草が自生するこのまちで、人びとはどんな薬草を食べ、使い、暮らしに取り入れているのか。薬草は市民たちの健康づくりに一役買うだけでなく、交流人口や観光、商品開発につながり、経済効果ももたらしている――本書は、官と民が連携して取り組む「薬草のまちづくり」を描くノンフィクション。市民がよく使う薬草事典や実践レシピ、移住者の薬草ライフ、料理人の薬草会席などカラー写真も豊富で、野草やハーブ好きにも役立つ一冊である。

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Posted by ブクログ

北アルプスのふもと、飛騨市。そこでは今も山で採れる薬草が暮らしの一部だ。春、雪解けとともに人々は山へ入りヨモギやドクダミを摘む。薬草は煎じて飲みことで免疫力も高まろう。科学が進む現代にあって自然の恵みに頼る生き方はむしろ新鮮に映る。医療が万能でない今、地域に根差した知恵が見直されている。飛騨の人々が守る薬草文化は単なる伝統ではない。自然と共にあることの価値が地域住民の躍動となる。

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2025年04月16日

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