【感想・ネタバレ】荒地/文化の定義のための覚書のレビュー

あらすじ

「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。
《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦

【目次】

荒 地
Ⅰ 死者の埋葬
Ⅱ チェス遊び
Ⅲ 劫火の説教
Ⅳ 水死
Ⅴ 雷の曰く
「荒地」自註

文化の定義のための覚書
第1章 「カルチュア」の三つの意味
第2章 階級と「エリット」
第3章 統一性と多様性:地域
第4章 統一性と多様性:宗派と祭式
第5章 文化と政治についての一つの覚書
第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語
附 録 ヨーロッパ文化の統一性

エリオットの人と思想(深瀬基寛)

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Posted by ブクログ

世界中、その地の文化は枯れつつあるか、もう枯れてしまったか。つまり、情報が情報としての役割を終えつつあるのかもしれないね。
コモディティ化して、物象化も極限に達し空疎なデータ群になっていくのかな。

四次元ポケットのような器でもあればいいのか。ここには、モノよりも感情や精神、あるいは意識の、電脳とは考えたくないが、そのような何かが、鎮座している?性根を据える、あるいは、外部とのインターチェンジの場か。

そっか、だからジャイアン、トランプ、プーチンの新帝国主義の覚醒に向かっているのか。問答無用だもんね。
もう、この後に及んでは、自身にとってドライブのかかる事以外、やる、する意味はないということになるね。
後世、それが文化と讃えられるかは、わからないけど。

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2025年04月16日

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