【感想・ネタバレ】最期を選ぶ 命と向き合う人々、その家族の記録(マガジンハウス新書)のレビュー

あらすじ

「安楽死」とは何か――
TVディレクターが見た、命と向き合う人々の生き方と逝き方

緊急出版!!
数々の賞を受賞した、フジテレビのドキュメンタリー番組
『最期を選ぶ~安楽死のない国で私たちは~』
『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』

スイス行きを望む人々と、その家族、医師の葛藤――。
フジテレビ・ディレクターが至近距離で見た1000日超の取材記。
番組では放送できなかった“安楽死”の深部に迫る!

「ニューヨーク・フェスティバル2024/ヒューマンライツ部門」銅賞、
「第32回FNSドキュメンタリー大賞」優秀賞などを受賞し、
TVerの「報道・ドキュメンタリー」ジャンルで歴代最高の再生数を記録するなど、
大反響のドキュメンタリー番組を書籍化!

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Posted by ブクログ

日本では馴染みのない「安楽死」について知ることのできる一冊。
取材してきた他国の安楽死幇助団体や携わる医師、安楽死を人生の終わり方の選択肢に入れている人々、そして実際に著者自身がその最期に立ち会ったりと、著者が取材してきたリアルが書かれているもので、「安楽死」の在り方を訴えるような内容ではない。

日本在住の日本人で安楽死を選択された方、安楽死の権利を取得した方の取材内容も書かれており、自分には関係ない話ではなく、自分事として考えるきっかけにもなった。
実際に申請には何が必要で、費用はどのくらいかなども書かれているのも、わかりやすくて良かった。

私の家族は、癌を患い余命宣告を受けた。
痛み止めはあまり効果がなく、最後まで辛そうにしていたのをよく覚えている。
残された時間が僅かと理解はできていても、いつその時が訪れるのかわからず、それもまた怖かったと思う。
でも本書で見た「安楽死」を選択した人々は、最期となる日が決定したら、その時まで準備をして、やりたいことをして過ごし、最期の時は共に過ごしたい人と、共に心の準備を整えて迎える。
「安楽死」は、苦しさから解放される日がはっきりわかっていることと、当事者も家族も後悔のないよう準備を行えることの2点が、とても意義があることだと感じた。

「安楽死」は認められている地域でも議論は続いていたり、基準も異なっていたり、絶対的な正解が見つかることのない難しい問題だ。
日本も「安楽死」を認めないとしても、ただ認めないのではなく、「安楽死」について知り、議論をして、向き合うべき問題だと感じた。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

素直で誠実な内容!死を考える、死のプロセスを考える事は、より良く生きる事に繋がるというまとめは共感出来る。良書。

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2024年12月21日

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