あらすじ
「まさか、無能と呼ばれた私が
誰かの役に立てるなんて思いもしなかった――」
この世界に生まれた人間は、それぞれ固有の加護を授かる。
それは戦いに秀でた力だったり、誰かを癒やす力だったり…
加護の価値が【その人の価値を決める】といっても過言じゃない。
そんな世界で、伯爵令嬢のメリエールは「羊数え歌」を与えられた。
羊を数えることで相手を眠りに誘う加護で、発動条件の縛りや代替方法もある、
はっきりいって役に立たない最底辺の能力だった。
両親には幼少期から優秀な加護を授かった妹と比べられ、
ついにはその妹に婚約者まで取られてしまい、家で居場所を失ってしまう…。
そんな彼女の元へ、なぜか王家から招待状が届く。
しかも王城へ向かうと、文武両道・才色兼備と謳われる
第二王子・ランドルフ殿下が待っていて――…!?
夜伽係からはじまる、ピュアで優しいラブファンタジー!
※この作品は『PRIMO Vol.38』に収録されています。重複購入にご注意下さい。
感情タグBEST3
男女の関係
メリエールが夜伽係を始めてから数日、ランドルフはぐっすり眠れているようです。でも彼女は周りの評判を気にして、お役目の時間以外はずっと自室に閉じこもっていました。その報告を側近のジュードから受けたランドルフが彼女に王宮を案内しました。ランドルフが彼女のことを話すのを聞いたジュードは思った以上に、2人を近づける成果があがっていると感じました。ジュードはさらに鈍感なランドルフと彼女を近づかせようと、彼女を夜会に招待することを提案しました。ランドルフの天賦の才は男女の関係には無力のようですが、果たしてジュードの思惑どおりに進むのでしょうか?