【感想・ネタバレ】イタリア女子が沼ったジワる日本語のレビュー

あらすじ

◉「ナポリタンしか勝たん!」
登録者数計40万人・100万回再生多数!イタリア出身の人気YouTuberの“ふむふむ”日本滞在記

◉ケンブリッジ大学卒の著者が、旅して集めた〝刺さる〟日本語たち。エモくてチルい言葉の栄養「いただきます!」

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ああ、日本語のシャワーを浴びつづけられる至福の日々。
〝これは夢かな……いや夢じゃない!〟

日本に恋をしたイタリア人ユーチューバ-のテシが、カメラを片手に飛びまわった日本語採集わくわく紀行。
ケンブリッジ大学で卒論一位を取った好奇心が見つけたものとは。

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この本は、イタリア語を母語とし、イギリスの大学で学んだ私が、日本人と日本文化、そして日本語に触れながら旅を続けてきた
現在進行形の記録だ。未来の私へ贈る手紙でもある。(本文より)

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〈登場する日本語たち〉
手前味噌 / 暗黙の了解 / 方向音痴 / バ畜 / スパゲッティナポリタン / 〆うどん / カフェオレ / 煮っころがし / 蕎麦前 / しゃもじ / 無いものねだり / ボッタクリ / ウケる / とぼける / 迷惑 / ドタキャン / ヤバい / 顔が広い / 裸の付き合い / キュン / おなら / ねばねば / ウケる / 「それはそれはあれだ!」……他多数。

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【目次】
■はじめに
■壱……ジワるコトバ、刺さるコトバ
■弐……旅する日本語
■参……私の日伊英道中膝栗毛
■肆……言葉たちを抱きしめて
■おわりに

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Posted by ブクログ

ネタバレ

YouTuberで知られるテシさんの日本語で書かれた本。
書名の通り、ジワる日本語の本という側面もあるが、これまでのテシさんの半生記や日本語や日本とのこれまでについて諸々のことを書いたエッセイです。
言葉に対する感性が高いせいか、日本人の自分が知らない言葉がたくさん出てきて驚いた。前乗り、そば前、天辺の時間など聞いたことのない言葉の数々。業界用語ではないのでしょうか?また、「それはそれはあれだ」は全く意味不明でした。「それはそれは」なら普通の日本語なのに。
ヒッチハイクで旅行したり、テレビ局と仕事をしたり、弁論大会で優勝したりと、ナポリタンの歴史を調べたりと八面六臂のテシさんの行動力と努力、活力が感じられる本です。江戸時代の本からの引用などもあり、普通の日本人以上に日本のことをよく勉強していると思いました。もう少し比較文化のような深く突っ込んだ本を期待してしまいます。
YouTubeチャンネルも見てみようと思いました。

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2024年07月12日

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