【感想・ネタバレ】「組織と人数」の絶対法則―人間関係を支配する「ダンバー数」のすごい力のレビュー

あらすじ

5,15,50,150...
この数字からは誰も逃れられない!

「友だちの数」「生産性の高いチームのメンバー数」「縦割り化する会社の社員数」
カギを握るのは、進化がもたらした「社会脳」だ!

強力なチームに共通する「ルール」とは?
信頼や絆を深めるための秘策とは?
進化心理学が導く科学的組織論。

世界中のあらゆる場所で見られる、
社会的なネットワークの典型的なサイズを示す
ダンバー・グラフの人数:

5人
もっとも親しい友人の数。
迅速に決断を下すことができ、
結果を出すことが重視されるチームに最適な人数。

15人
親友の数。
多様な情報源とアイデアに恵まれる、
ブレインストーミングに適したグループの人数。

50人
良好な関係の友人の数。
何らかのリーダーシップを必要とせずに、
民主的に運営できる集団の最大の人数。

150人
友人の数(ダンバー数)。
この人数を超えると「内集団」と「外集団」に分かれてしまい、
互いに対する信頼が薄れる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なぜ組織の人員が増えると物事がうまく進まなくなるなるのか、について事例や研究結果を交えて答えてくれる本。
組織が成功する要因を、目的、文化、学習、価値観、帰属意識、つながりの6要素とするスライブモデルを提案している。
噛み砕いてしまえば、居心地の良い職場、気のおける同僚を作ろう、一緒の空間で仕事をしよう、ということだが、
それを丁寧に解説、理論立てて説明している。
読んでいて面白く、職場に対する気持ちが変わる本。

生来のコミュ障にはかなり辛い内容ではある。コミュ障はメンタライジング能力低いか、ダンバー数の上限が人よりも低いのだろうか。

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2024年12月28日

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