【感想・ネタバレ】この手紙、とどけ! ~106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで~のレビュー

あらすじ

戦後70年を越え日本と台湾をつなぐ手紙。

日本統治時代の台湾で小学校の教師をしていた106歳の日本人女性が、台湾にいる88歳の教え子に宛てた手紙は、住所が昔のままで「宛先不明」とされる。だが、台湾の郵便局員たちは「この手紙は大切なものに違いない」と確信し、なんとか届けようと走り回る。そうして元生徒宅に届けられた手紙は、台湾中に散った元教え子達に広まり、戦後70年を経た教師と生徒の文通が始まった。台湾の教え子から先生のもとに届いた手紙には、先生から習ったきれいな日本語がびっしりと書きこまれていたのだ。1通の手紙からはじまった、日本と台湾の戦後70年を超えた「絆」の物語。

(底本 2016年2月発売作品)

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Posted by ブクログ

長い歴史や時代を得て、なおもつながる絆。先生はいつまでも先生、生徒も同じ。最後の後書きでうるっと来ました。

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2025年03月12日

Posted by ブクログ

映画「海角七号」のようなお話があるんですね。いろいろな人の想いがかさなり奇蹟がおこったとしか思えない。
目をとじると、毎朝生徒を抱きしめて迎えた若くてきれいな小学校の先生が浮かびます。
ブイキューブ。

0
2016年06月12日

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