【感想・ネタバレ】酒と人生の一人作法のレビュー

あらすじ

年を重ね新境地に達した太田和彦流生き方術。

「居酒屋の達人」こと太田和彦氏が行き着いた新境地。
70歳を過ぎ、「老後」というものを受け入れたら、初めて大切なものが見えてきた、と太田氏は語ります。
「ながく生きてきて、ものごとが見えてきた。社会的地位が高い・低いなどという価値観はとうに消えた。そういうことにこだわる人はつまらん人だとわかってきた。立身出世をはたした、経済的に成功した、それがどうした。頭がいいとか、リーダーシップがあるとかも、どうでもよいことになった。人生の価値観が変わったのだ。(本文より)
そして、一人でなにかすることに愉しみを見いだします。
一人居酒屋、一人旅、一人映画… あぁ、どれも愉しい!!
皆さまも、この太田式人生論を、是非ご賞味下さい。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

元資生堂デザイナーの著者が70歳を越えて、現役世代を引退した年代向けに、酒場での飲み方、酒の楽しみ方、旅先での楽しみ方等、日本各地の居酒屋紹介も合わせて、太田流人生を楽しむコツを綴ったエッセイ。

0
2025年10月25日

Posted by ブクログ

太田和彦『酒と人生の一人作法』小学館文庫。

70歳を過ぎた太田和彦の酒と人生の楽しみ方を綴ったエッセイ集。

大人の居酒屋道とも言うべき、居酒屋でのお作法に酒の嗜み方、お勧めの居酒屋と酒に合う居酒屋料理の数々。旅の愉しみ方、映画や趣味にレコードと太田和彦の人生の軌跡を垣間見ることが出来る。

自分は酒を一切止めてから10年以上になるが、居酒屋やスナックを飲み歩いていた頃の楽しい記憶が蘇った。

しかし、何故か酒を飲みたいとは思わない。居酒屋料理、珍味の類は好物である。酒を飲まずとも、居酒屋で夕食という時期もあったが、ここ数年はそういう場所からも足が遠のいている。今では週末に家で焼鳥や刺身を肴にノンアルコールビールを1本飲むくらいである。

今夜は余りにも寒いので、家で寄せ鍋を楽しんだが、ノンアルコールビールの350ミリ缶を1本飲み切れなかった。

本体価格670円
★★★★

0
2024年09月22日

Posted by ブクログ

文庫化されたので、再読。
たまたまブルックナーの交響曲第8番が取り上げられていたのだが、その部分を読んでいた時のBGMがまさしくこの曲。さすがに演奏は別だったが、偶然に動揺してしまった。

0
2024年09月13日

「エッセイ・紀行」ランキング