あらすじ
私の婚約者だった王子は、隣国の王女と結婚するため、みんなの前で私に婚約破棄を突きつけた。私情を押さえ込み、私は、婚約破棄を受け入れると返事をした。そのとき。
「ハイ、じゃあ、オレ、平民ですけど新しい婚約者に立候補します!!」
という声が。乱入してきたのは、物語から抜け出してきたかと思うほどめちゃくちゃ好みの男子だった…! 【第2話「私が主人公なら」を収録】
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匿名
2
ベネディクト王国の王立学園淑女部生徒会長の公爵令嬢であるテイレシアには王国の王太子であるアトラス殿下という婚約者がいたのだがいろいろなことを兼ねたパーティーの最中になんと彼から婚約破棄を言い渡される。
隣国の王女というつり合いのとれた二人にこれは断るしかないと思ったテイレシアの前によりによって今婚約する男子が現れた。
しかもその男子は平民の出である男子生徒で実家は商家であることにより功績があり18歳になれば爵位が与えられるという家の少年ヴィクターなのだがテイレシアにとってはいきなり求婚という非常識さを飛び越えてしまうくらいに物語から飛び出たのではないかというビジュアルが気になってしまっていたのだった。
しかもヴィクターはテイレシアの黒歴史をなぜか知っていて…。