あらすじ
日本語は本当に非論理的なのか――欧文との構成の違いを不連続の点と線、豆腐と煉瓦でたとえ、その独自の論理性と創造性を明らかにする。一方で、文学偏重の国語教育に対し、抽象論理的な思考に基づく「日本語」教育の重要さを説く。「島国考」、「知識と思考」(講演)を増補。
(目次より)
Ⅰ
日本語の論理/日本語と創造性/文章構成の原理/思考の組み立て
Ⅱ
日本語の姿/日本語点描
Ⅲ
言語と思考/外国語の学習と思考/アイランド・フォーム/エレガントな対立/外国文化三つの顔/外国語論
Ⅳ
映像と言語/映像と言語の二重文化/不同調の美学
文庫版のあとがき
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島国考
〈講演〉知識と思考
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Posted by ブクログ
2024/9/7 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2026/6/9〜6/11
1970年頃に書かれた日本語に関する著作をまとめたもの。書かれた時代ならでは、の内容もあったが、言語の本質的なところは変わっていないので、今でも十分読む価値がある。「日本語が論理的ではない」と言われることに対する反論や、パラグラフの概念が日本語にはなかった、という見方が面白かった。外山先生が書かれているように、西洋の言語の考え方をそのまま日本語に当てはめたから、論理的ではない、となった、という説明は納得できる部分もあるが、やっぱり日本語は情緒的な言葉でヨーロッパ系の言語よりは非論理的だと思うなぁ。