あらすじ
日本人の心を躍らせ、泣かせてきた昭和の歌謡曲。その礎は中山晋平、西條八十が築き、三大作曲家の古賀政男、古関裕而、服部良一によって確立する。時代は戦争、敗戦と復興、高度成長へと進み、視聴手段もレコード、ラジオからテレビへと変化する。本書は作詞家、作曲家、歌手らが残した膨大な史料を用いて実証的に考察。数々の名曲が生まれた背景とその特徴を炙り出す。人はなぜ昭和歌謡に魅了されるのか。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
<目次>
序章 昭和歌謡の夜明け前
第1章 昭和歌謡の夜明け~昭和3年から13年
第2章 戦時歌謡~昭和12年から15年
第3章 暗い戦争と明るい歌謡曲~昭和15年から20年
第4章 戦後復興の歌声~昭和20年から33年
第5章 歌謡曲の新旧交代~昭和30年から39年
第6章 歌謡曲の細分化~昭和40年から49年
第7章 歌謡曲の栄光と斜陽~昭和50年から63年
終章 昭和歌謡は輝いている
<内容>
歌謡曲の歴史を自分の思い出ではなく、歴史的に紐解こうという本。ただ曲と歌手の羅列に近いのは残念(新書だからしょうがないか)。作曲家を中心に(この辺が史学の教授なのにすごい)分析を試みている。結論は、昭和の終わりのJ-popやニューミュージックも、結局は古賀政男の流れを変えられていない、ということ。作詞の方も分析して欲しかったな。