【感想・ネタバレ】私たちのおやつの時間のレビュー

あらすじ

愛おしい人たちのささやかな前進に涙。滋味に富んだスイーツストーリー。――瀧井朝世(ライター)
累計28万部突破&映画化『オカンの嫁入り』著者、10年ぶりの新作!

インドのガジャルハルワ、スペインのポルボロン、香港の湯丸、バヌアツのショコラ、ポーランドの鳥のミルク、京都の麦代餅……世界のスイーツを通して紡がれる、私たちの優しくて美味しい7つの物語。

(あらすじ)
京都で出会った日本人女性とインド人男性の恋のゆくえ、香港に暮らす日本人マダムとフィリピンからやってきたメイドとの友情、息子を亡くしたシングルマザーがアンダルシアで出会ったもの……さまざまな年代の女性たちの恋や友情の物語。京都、インド、スペイン、香港、バヌアツ、ポーランド。世界のスイーツが彼女たちの人生をほんの少しだけ前に進めてくれる。優しくて美味しい連作短編集。

【著者について】
1967年、大阪府生まれ、プーケット在住。第3回日本ラブストーリー大賞・ニフティ/ココログ賞を受賞し、『オカンの嫁入り』(文庫化の際に『さくら色 オカンの嫁入り』に改題)にて2008年デビュー。他の著書に『ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後』『僕のダンナさん』『オカンと六ちゃん』『ジョニーのラブレター』(すべて宝島社)がある。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
誰もがつまずく。形は様々だけど立ち止まって考えなくてはいけない。けれども。人は前を向いて歩ける。そんな気持ちの支えに。甘い物を。

0
2024年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性たちのお菓子がつなぐ恋と友情の物語。
色んな国のお菓子が出てきて楽しかった。印象的なのは、モーニャと香代子のお話。香代子の自転車の彼との交流、、。
物語の大枠から逸れるかもしれないけど、人として好きな気持ちを持っていても、どちらかが恋愛感情を抱いた時点で、好意を受け入れるか否かという二択になる。好意を受け入れなければそれまでの関係値がゼロになってしまう、受け入れたとしても別れることになったらゼロになる(ことが多い気がする)。このまま自転車の彼との交流がなかったことのようになってしまうのなら悲しいなと、、、

0
2025年01月19日

「小説」ランキング