あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
肥満だけでなく、老化をも腸内細菌が左右する
──解明が進む「腸内細菌の最前線」がわかる!
〇日本人の腸に潜むヤセ菌と肥満菌
〇どこまでわかった? 大腸がんと腸内細菌
〇「老化」の要因に、腸内細菌が新たに追加された理由
〇漢方薬が腸内細菌に影響する
〇食物繊維は発酵性がカギ!意外と重要な根菜類
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・入浴習慣は、家族間の腸内細菌の水平伝播の助けになる可能性あり→腸内環境がいい人が先にお風呂に入るべき?
・日本人の腸内環境は特殊→海外の論文が日本人に当てはまるかは要注意
・食物繊維は主食からとるのが効率的
Posted by ブクログ
食物繊維は腸内細菌を飼うために必要。人工甘味料は腸内細菌叢を変えるのでお勧めできない。腸内細菌叢を移植するのに糞便移植ではなくて菌叢だけ移植するのがある。
いろいろアップデートできてよかった。
Posted by ブクログ
腸内細菌研究で国内で最も有名なトップ3に入ると思われる、京都府立医大の内藤先生の著書です。自身の研究の話などはさほど多くはなく、どちらかというと色々な研究の紹介をされています。
良かったところは、柔らかく、読みやすい文章ではあるものの、割と難しい内容の研究まで紹介していて最新の知識を網羅的に学ぶことができるところです。特に、国内で行われた研究に関しては、いろいろな研究グループの話が出てきて、良いリサーチになります。食品メーカーの研究も結構たくさん載っていて、内藤先生の顔の広さを感じました。出典も綺麗に載っているので、仕事にも使えるのはありがたいです。
一方で、どんなものを食べたらいいのか、どんな細菌がいると良いのかといった、一般の人が求めている出口の話は少ないかもしれません。これは、賛否あると思いますが、研究者視点ではそこまで出口の話はできないのが現状だと思うので、僕としては、これで良いのかなと思います。多分、この手の分野で出口の話で強めの結論を言いがちな書籍はあやしい先生が多いと思います。(もしくは、悪質な編集者がまとめている)
書籍としては、そんなに重厚ではなく、かなりさらっと読めます。そういう意味では、一般の人向けだと思いますが、内容的には腸内細菌についてある程度分かっている人向けかな〜。
Posted by ブクログ
おもしろかったし読みやすかったけど、専門用語もありながら全体を満遍なく学べる、という感じではあったので、初心者の身としてはあまり頭に入ってこない部分もあり
・腸内細菌叢が幼少期にほぼほぼ決まっちゃうのは少し悔しさがありだけど、食事などで変えられる部分ももちろんあるとのことなので、とりあえず食物繊維(根菜、玄米とかオーツとか特に)を食べ、赤身のお肉を減らすことを心がける
・やはり腸内細菌の多様性が大事なんだなと再認識
・あと短鎖脂肪酸がとりあえずすごそうということだけはわかった
・自分の体で生活している生き物がいる!という考え方にすると体に悪い食べ物を接種するのもなんとなく抵抗が生まれてくる気がする