あらすじ
景気に左右されにくい業界、SDGs推進によるリユースへの関心の高まり、ECの普及などを背景に、年々急速な伸長を続けるリユース市場。多くの小売企業が参入を検討しはじめていますが、リユース業界に参入して事業を成長させるためには、買取、集客、査定、システム・データ管理など様々な課題をクリアする必要があります。そこで本書では、小売・リユースのコンサルティングおよびシステム開発を推進する(株)NOVASTO代表取締役の佐藤秀平氏が、リユースビジネスの成功ポイントを徹底解説します。
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Posted by ブクログ
リユースをビジネスとしてここまでまとめた書籍はあまり無いのではと思いました。それだけこの業界の成長性が高まっているということなのだと思います。リユースというと『地球にやさしい』『環境を守る』『想いを繋ぐ』といった言葉が思い浮かびますが、ビジネスとして成功させるためには綺麗事だけではなく収益性を貪欲に求めていかなければいけないということに気づかされました。当たり前のことのようですが、綺麗な言葉が先にあると中々受け入れられないような気がします。実際に自分の売ったものが二束三文で買い取られるのはあまり良い気分ではないからです(笑)社会や顧客に貢献する意義を念頭に置きながら、商売としてドライに割り切ることが必要なんだろうなと感じました。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
リユースビジネスは最近になって一般化してきたかと思っていたが、本書で述べられているように、確かに自動車業界においては認定中古車という考え方もあり、ずっと昔からリユースビジネスモデルが確立されて一般化していたなあと感覚を改めた。
メルカリを経てすでに一部の「中古で探している人」から「新品しか買ったことがなかった人」にまでユーザー層が広がっていると思う。