あらすじ
科学技術が高度に発達した現代社会において,人間は生きていくために必要な大切な何かを見失ってしまったのではないか.ユング心理学者である著者が,「たましい」「共時性」「死」「意識」「自然」など,近代科学から取り残された問題を考察し,宗教と科学の接点の位置にある心理療法について論じる.(解説=河合俊雄)
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Posted by ブクログ
心理療法の一時代を築いた河合隼雄氏が、小難しくなりそうなテーマを、飾らない、開かれた心で語っている。読みやすかった。
たましい、共時性、コンステレーション、死、意識、自然、などなど。
「意識のスペクトル」が特に興味深かった。