あらすじ
自民党幹事長は、いつも政治の中心にいる。党内対立・抗争で調停役を務め、国会では野党との対立の矢面に立ち、また時に妥協の道を探り、国政選挙では陣頭指揮に立つ。幹事長ポストでは政治家としての総合的な力量が試される。政策能力、組織運営力、そして人望――まさに人間力の勝負である。長く政治を取材し、テレビのキャスター、コメンテーターとしても活躍してきたベテラン政治記者が、自民党の五五代・四三人の歴代幹事長の業績を振り返り、幹事長の強さの秘密を探る。
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Posted by ブクログ
構成は良いが、同じフレーズが何度も出てきて書くことがないなら書かなくても良いのではないかと感じる部分もありました。まあ、自民党のことを知りたい時に読む本
Posted by ブクログ
2025.05.03
自民党幹事長の歴史を通読したことはためになる。ただし、人間力についての記述はほんとなのかしらんとも思う。特に2025年5月の今、現役である茂木さんについての辛い評価は、これでは将来の自民党総裁は人間力に欠けるが故に就けないという読み方をしてしまった。茂木さんには感想を聞いてみたい。
Posted by ブクログ
「自民党の政治家にはかつて、読書家、教養人がいたが、そういうタイプが少なくなった。それが自民党全体の力量低下を生んでることは間違いない。」
「このまま世襲が増え続けるようだと、自民党の活力を失わせていくだろう」