【感想・ネタバレ】古代技術のレビュー

あらすじ

古代ギリシアを中心とした技術史であり、当時の科学技術水準の高さを豊富な実例で伝える。著者ヘルマン・ディールスは、『ソクラテス以前哲学者断片集』の編纂者としても知られる古典文献学の権威。取り上げる技術は、戸や錠といった木工芸から、蒸気機械、通信術、飛び道具、時計、化学技術まで幅広く、登場人物もアルキメデス、ホメロス、ヘロン、ウィトルウィウス、デモクリトスなど縦横無尽だ。史料や文学作品を駆使し、精緻な文献学的知識と古物再現への情熱をもって行われた、臨場感あふれる古代技術講義。図版多数。

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Posted by ブクログ

古代ギリシアを中心とした技術史です。
日常で使用するものから軍事技術まで、多岐にわたる高度な古代技術が紹介されています。
深く研究された内容は非常に難いもので一読で理解することは簡単ではありませんが、その分の情報量であること請け合いです。
鍵や時計などの原理は古代で完成され現代まで続く技術であり、先人の英知に頭が下がる思いです。

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2024年05月23日

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