あらすじ
「一つのことを極めろ!」はNG
「英語を使いこなせ」はNG
あなたの成功体験が子どもを不幸に陥れる!
生成AIの台頭により、5年後には今ある職業の2割が消えると言われる。まず淘汰されるのは、ホワイトカラーの中のエリート層だ。そんな時代の「頭のよさ」とは何なのか。親は何を目指して子どもを育てればいいのか。「親自身の成功体験を忘れろ」「〝一つを極めろ〟より、〝あれもこれも〟の選択肢を」「いつも勝てる場より、競争を」など、親の価値観転換を迫る緊急提言とともに、「愛嬌がある」「負けた回数が多い」など、伸び伸びと強く生きていける子どもの特徴も解説。子どもの未来への不安を払拭する、きれいごと抜きの実践的子育て論。
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Posted by ブクログ
紹介されてた中学受験問題を見て、自分の子供が小学生の時点でこういうことにチャレンジしていると嬉しいな、と思いました。
後半の秘訣や伸びしろある要素の説明は役立つかも。
そこから一つだけ挙げるなら、
「「負けた回数が多いこと」が伸びしろある子供の要素だ」、との意見は響いた。過保護すぎるとよくないと理解しました
Posted by ブクログ
AIを利用することで,このような世界が大きく広がるからこのような思考や行動をとったほうがいいよ!?
みたいな内容を勝手に想像していたので,それとは違うかなぁ。。。と思いつつ,AIを脅威と感じつつ,どのような思考や行動をしていくのか?
子供としても大人である親としても考えていかなければいけない現状をつきつけられ,学べる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
AIに潰されない「頭のいい子」の育て方というタイトルのため、AI時代の頭のいい子ってどんな子かな?と思いながら読んでみたのですが、うーん...
幸せの価値観も多様化しているから、数字で捉えるのではなく、本人の幸せの価値観に合致しているか否かで判断しようというところは学びがありました。
Posted by ブクログ
「教育本」には違いないがどちらかというとこれから結婚する、子育てになる世代向けかと感じてしまった。具体性に少し乏しく、どの年代例えば幼児か、小学生かがいまいち伝わってこなかった。著者は中学受験の塾を経営しているとのことで、その年代をターゲットにしているのだろう。AIの脅威や、この先どうなっていくか、分からない未来への心構えは共感できた。昔は分かりやすいレールがあり、乗れるかどうかが重要だったが、いまは誰も予測できない未来になる。著者のいう、「個性を伸ばす」はAI=ロボットにない人間特有の感情だからこそ大事になるのだろう。肝に銘じて子育てに取り組んでゆかねばと誓うに至る気づきを与えてくれた。