あらすじ
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Power BIを使ったレポート作成の基礎を解説した「基本編」、よく使うDAX関数やデータ整形の便利なテクニックをまとめた「活用編」、レポートの公開やPower Automateとの連携方法を解説した「応用編」で構成された書籍です。各パートを読み進めることで、Power BIを使ったデータの分析・可視化のスキルが身に付くようになっています。一から丁寧に解説しており、使いこなしのコツも満載。データの分析・可視化を効率的に行いたい人、新しい知識を身に付けスキルアップしたい人におすすめの一冊です。
■本書の内容
<基本編>
第1章 Power BIの概要とレポート作成の流れをつかもう
第2章 レポート作成の基本を理解しよう
第3章 さまざまなデータへの接続方法を知ろう
<活用編>
第4章 クエリを編集して分析に使うデータを整える
第5章 分析のためにデータモデリングを行う
第6章 DAXを使ってメジャーを作成する
第7章 DAXや日付テーブルで時系列の分析を行う
第8章 Power BIサービスへの発行とレポートの公開
<応用編>
第9章 組織内でのレポート共有やデータの更新
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Posted by ブクログ
行く行くは仕事でPower BIを使うことを想定し、まずは自宅で勉強しようと購入しました。
取り組み方としては、まずは7章までの演習を本のとおりにやり、その後、その章で勉強したテクニックを自分オリジナルのファイル(家計簿)で使ってみる、というような手順でした。
(8章以降のPower BIサービスについては、斜め読みです。)
まったく何も知らないところから、一通りの機能が使えるようになりました。
これは本の感想というよりはPower BIの感想ですが、以前はExcelと簡単なグラフだけで管理していたものが、Power BIのビジュアルで示されるようになったのには、かなり感動しました。
ほかの方の感想で、分かりにくいというものが散見されますが、確かにDAX関数が出てきてからの文章説明は、長い上に抽象的で、分かりにくいかもしれません。
ただし、これもPower BI自体の難しさによるところが大きいように思いますので、紙幅の限られた本書にそこまで求めるのも酷かもしれません。
特にテーブルや列を返すDAX関数だと、計算結果を視覚的に確認できないため、理解しづらいものがあります。Microsoft Accessならクエリでデータシートに計算結果を出せるような初歩的なものでも、Power BIだと表示できないのです。
本書では、DAX関数の実際の使い方について、フルカラーの画像で丁寧に見せてくれるので、後は習うより慣れよという感じではないでしょうか。
あと、Power BIを使う以上はPower Queryを使わなければいけないのですが、このPower Queryの解説を丁寧にやってもらえたのはありがたかったです。
というのも、このPower Query、Excelでインポートをするときにも起動するもので、割と利用頻度が高かいのですが、これまで場当たり的に使うばかりで、どういう機能があるのかを理解していなかったのです。
Power BIも使えるようになり、その上Power Queryも勉強できて、2度おいしいと感じました。
Posted by ブクログ
Power BIを勉強しようと思っている私にはどんなことができるのかわかりやすい一冊でした。これで勉強して少しづつ試したい。個人的には地図にデータを表示する部分が興味深いところでした。