【感想・ネタバレ】光の粒が舞いあがるのレビュー

あらすじ

だれかと出会うこと。あこがれること。勇気をもって向き合うこと。そうしてひとは、強くなる。 【あらすじ】中学1年生の心愛(ここあ)は母親と二人暮らし。仕事が忙しい母親を助けるため、部活動を諦め家事の手伝いに奮闘する日々を送っていた。そんな心愛のささやかな楽しみは、駅前のボクシングジムで練習に励む少女を眺めること。踊るように、舞うようにサンドバッグを叩くその姿は、見ているだけで胸のモヤモヤが吹き飛び、前向きな気持ちになれるのだった。しかしある日、見つめていることが少女に気づかれてしまい……。ボクシングを通じて紡がれていく絆。絆を通じて解かれていく迷いと悩み。迷いと悩みを通じてたどり着いた、「自分がするべきこと」とは? 【もくじ】●Chapter1:透明な壁の向こうがわ ●Chapter2:新世界 ●Chapter3:世界の終わり ●Chapter4:氷の女王 ●Chapter5:光の粒が舞いあがる

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Posted by ブクログ

北海道の読書感想文コンクールの課題図書。今年は是非応募してみたいと読んでみました。
この本はシングルマザーの母親と二人暮しの心愛が主人公です。心愛は家の家事をするために部活などを諦めていました。しかし、ある日、ボクシングをしている少女と出会い母に内緒でボクシングを始めることに、!
この本を読んで実感したことは人間関係の大変さです。人間関係が思わずギクシャクしてしまったりもするけど、きちんと自分の思いを伝えるのも大切だと思いました。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

両親が離婚し、仕事で帰りの遅い母に代わり家事をこなす毎日の心愛。
中学校でも部活に入っていなくて、小学からの友だちとも話す会話も減り、クラスでもグループに入っての誰かの噂話など聞くのもうんざりしていた。
母の帰りが遅いのは付き合っている男性がいるからで…そのこともモヤモヤして。
ある日、買い物帰りに見たのは、ボクシングしている同じくらいの女子。
キラキラと輝いている姿を見て…。

中学時代の友だちとの距離感や親に対して思うこと…。
悩み多き年頃のいろんな気持ちが凝縮している。
ボクシングをすることで、こはくと親しくなることで、強くなる心愛。
言いたいことの半分も言えないで思い悩んでいたことが別の居場所(ボクシング)を見つけて変わっていく様子に応援したくなる。
気持ちを強く持って、自分を信じて進んでいってほしいと思った。


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2024年09月12日

Posted by ブクログ

いい。最後泣いちゃう。
シングルマザーの母親の恋人が、母親に暴力を振るうというシーンがありかなりショッキングな描写です。でも強くなっていく主人公と友情がいいです。

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2024年08月21日

Posted by ブクログ

中学生の成長モノ。
この手のストーリーは好きかも。

ボクシングはルールも何もかも知らないが、問題無く読めた。
主人公、心愛(ここあ)の母にイライラした。
終わり方が中途半端な気がした。

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2024年07月18日

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