【感想・ネタバレ】テクノ新世 技術は神を超えるかのレビュー

あらすじ

愛する故人と再会したい、天気を自在に操りたい――
最先端のテクノロジーが可能にする輝かしい未来と、その影に迫る。

テクノロジーは、私たちに様々な恩恵をもたらしてきた。
クローン技術は、亡くなったペットの「分身」との再会を可能にし
ロボットは人手不足を解消する有力な手立てとなる。
一方、技術の発展は新たな争いの火種も呼ぶ――。
哲学者や思想家のインタビュー、2人の作家によるコラボ小説を加え、
最先端のテクノロジーが生み出す光と闇に迫る。
異色の日経新聞連載「テクノ新世」を書籍化。

目次
第1章 岐路に立つ人類
親切なAIは人を衰退させるか
「3人の親」から子ども誕生
インド1億人超「アプリ婚活」 など
「理想郷」装う監視国家
インタビュー
ニック・ボストロム氏/カール・フレイ氏/小林武彦氏

第2章 「神」の領域へ挑む
転生したらクローンだった
あすの天気は人工雨
絶滅防ぐ「ノアの箱舟」を月に
新入りはヒューマノイド など
インタビュー
シェリー・ケーガン氏/マーク・レイバート氏/スティーブン・ケイブ氏/稲見昌彦氏

第3章 国家サバイバル
台湾、有事に「デジタル遷都」
北朝鮮の「電子の監獄」破れ
「ムーンラッシュ」へ号砲
沈むモルディブに水上都市 など
インタビュー
アビジット・バナジー氏/ガイア・ヴィンス氏/マーティン・ウィリアムズ氏

第4章 理想を求めて
AIに善意は宿るか
1日100錠、今日も私は若返る
人間不在の「イーサリアム」経済圏 など
インタビュー
ジェフリー・ヒントン氏/ジミー・ウェールズ氏/蔡玉玲氏/金井良太氏

コラボ小説
「長い豚の話」 円城塔
「サラと気難しい人間たち」 津村記久子

ビジュアルデータ

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

AIを中心に今のテクノロジーの世の中への影響を日経新聞がまとめたもの。AI未来小説もあり。
今将来起こりうることを考えて議論しなければ憂いを残すことになるというのが、AI開発、気候変動、バイオすべてにいえることとなる。一部の企業に任せられはしないが、そのグローバルな仕組みは今のところない。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

円城塔の短編が載っていると聞いて買わずにはいられない!ってなった。
コラボの短編は二篇あって、本編の内容を一通り読んだ後に読むと楽しみが倍増するのでお得です。

AI技術や天候、遺伝子分野での技術革新は本当に人類を幸福にするのか、人類は手綱を握っていけるのかについて、専門家の私見を延々と載せているという感じだった。
それらの記事の是非は読者の判断に任せ、基本は問題提起のみをしていて、その姿勢に好感を抱く。

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2025年09月13日

Posted by ブクログ

日経新聞の連載の総集編。なので、新しいネタはあまりなく、テクノロジーの持つ可能性とリスクをまとめた本といった感じ。タイトル通りのテーマに対する深い考察を期待していたので、ちょっと残念だった。

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2025年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目玉は多くの著名人へのインタビューと2編の小説であろう。それほど得る知識はないかもしれないが、気楽にさっと読むことに適している。卒論では使えないだろうが。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

人類を上回るスーパーインテリジェンスが出て来たらどうなるか、っていうお題。日経が集めたインタビュー記事などを再編集したような構成。具体的な示唆は特になし。

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2025年02月22日

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