あらすじ
★穏やかな青年×無理やり嫁がされた男の花嫁
ある日、イェフェム族の族長の息子であるユーティの兄の元に、好戦的な部族であるアジム族から、花嫁が嫁いでくることになる。
断れば侮辱したとして襲撃されるのではないかと恐れた兄は、その縁談を受けるが、村へ連れて来られた花嫁・カヤは、なんと男だった。
アジム族はイェフェム族を襲撃する理由を作るために、わざと男の花嫁を寄越したのだ。
怒り狂う父や兄の様子を見ていたユーティは、とっさに「花嫁を頂きます」と答えていた――
男同士で夫婦になったふたりが、相思相愛になるまでの物語。
感情タグBEST3
匿名
どうなっていくのか、距離が縮まっていくのかドキドキしましたが、幸せそうな2人が知れて、満足です!
途中の急激な展開もハラハラしました、、、
良かった♡
他部族に嫌がらせのために無理やり嫁がされたカヤ。
途中酷く残酷だったり、可哀想で泣ける出来事もあるけれど、最後には本当に幸せそうのカヤ。沢山辛いことがあったけれど、いい旦那様に巡り会えて良かった、良かった!
ふわ〜、よかったぁ〜。
好戦的な遊牧民から送られた男の花嫁と、穏やかな定住民族の族長の三男の結婚譚。
始まりは不穏。友好関係の証として結ばれようとしたはずの婚姻が、実は相手を攻略する為のものだった事が分かり、穏やかなはずの一族が怒りたつ。男の花嫁を連れてきた遊牧民は、彼を嘲笑して置き去りにする。
花嫁のカヤが覚悟を決めて馴染もうとする過程が、健気で切ない。
花婿のユーティも、穏やかでフワフワしている様に見えて、実は頑固で強靭な精神を持っている事が徐々にわかってくる。
カヤを酷い目にあわせた奴らが罰を受けた時、やっと呪縛が解けたのだと安堵した。
番外編の単話が複数あって、主人公たちのその後が読めたのはよかった。
遊牧民系の世界観?が良き
おっとりマイペースだけど妻が絡むと最恐夫攻め
悲しい過去を持つ男前な弓名人受け
あらすじの通り、村を脅かす火種として無理やり嫁入りさせられた受け。
最初は野良猫どころか野生の獣バリに毛を逆立てていたけれど、攻めのおっとりした調子に心を許していき、お互いの過去を知るうちにかけがえのない存在となっていく。
戦闘シーンでは受けを思うあまり攻めがサイコパス?に開眼したりして血生臭い描写もあるが、割とサクッと本編は終了。
その後の短編がいくつか入っているので、周りから認められて溺愛イチャラブしている様子などを楽しめて読後感も良い。
非常に読みやすく、飽きずにサクサク読める。
重すぎず長すぎずのちょうど良い塩梅で、文章も整っておりとても読みやすい。
オススメの良作です。
よかった!
ユーティがカヤを助けるために戦うシーン、カヤが自分の部族と決別するシーンはなど、泣きながら読みました。二人の心情の変化も自然で無理がなく、あっという間に読み終えてしまいました。そして終わっちゃうのが寂しい…もっと読みたかった~おすすめです。ぜひ!
最終的にはバカップル(笑)
現実の遊牧民は髪を伸ばす(というか、切る習慣がない)部族が多いので、遊牧民であるカヤの髪がベリーショートである事にまず違和感を覚えました。
紹介画面は拡大できないので分からなかったんですよね。
例えばの話ですが、元は髪が長かったけど貶める為に短刀で切られたとかだったら好きなんですけど。
ですが不満はそれだけで、他の方のレビュー通りお話自体はとても良かったです。
てっきり、カヤは承知の上で来たのかと思っていました。不本意だったのね。