あらすじ
“わからない”をスルーしない[テク脳]ルーティンを身につけて、
予測できない未来をサバイブ!
●現代社会を支えるテクノロジー
私たちの日常生活は「テクノロジー」であふれています。
最近では生成系AI(人工知能)が多くの人に利用されるようになり、理系だけではなく文系もテクノロジーをより身近に感じる時代になりました。
●未来はさらに、テクノロジーが複雑化する
便利なサービスや製品を日々使っているものの、それを実現するテクノロジーのことは、実はよく知らないってことはありませんか。
自分は開発者ではないから、わからなくても大丈夫だと思っていませんか。
いま現在は、たぶんそれでも大丈夫。
でも今後、テクノロジーはさらに複雑化し、難化していくと予想されます。
使うことも、使いこなすことも、苦労する未来がやってきます。
●未知のことを自分で理解する思考法
わからないことが積み重なれば、自分で判断できることが減っていき、誰かが決めたレールに知らないうちに乗ってしまうこともあるでしょう。
でも、「テクノロジー脳」があれば、変わります。
それは未知のテクノロジーを自力で理解できる思考法です。
自分で理解できるようになると、人生の幅が広がり、さまざまな選択肢を得て、果敢にチャレンジできる力が身につきます。
テクノロジー脳を実装して、予測できない未来へ漕ぎ出しましょう!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルを見て、最新のテクノロジーに関する解説の本なのかな?と思って、最近は技術の進歩に追いつけなくなってきたし、脳のおっさん化が進んできたとも感じて読んでみた。
うん。テクノロジー脳の~というタイトルではあるが、これはビジネス脳の~と言い換えてもまったく差し支えないと思うほどに、ビジネスでの調査・分析力や論理的思考法、文章術、継続力、等々……仕事で必要な術が網羅されていると言っても過言ではないほどに詰め込まれていると思う。結局、最新のテクノロジーに順応し、使いこなすためにはそれらが必要だっていうことではあるけど、仕事とはまったく関係ない話だと思って読み始めたのですごい面食らった。推理モノで予想外の犯人が判明したときくらい驚いて、それに気づいてからは一気に読み切ってしまった。
「知らない」ことに触れたとき、我々は意外とスルーしがちで、思考停止状態に陥っている。でもそれじゃ人間的成長は見込めない。だからまずは「知る」ことから始めよう。この本は人間の終わらない探求の話なのだ。
Posted by ブクログ
前半はありきたりで既知の内容だったが、後半がとても勉強になった。
構造化できるようになると未来予測やアイデア出し、その他できるようになることが多い。まずはプレスリリースを読む習慣からやってみる!
Posted by ブクログ
アイデアの出し方等、日常やっていることを
簡単に説明してくれている本です。
他の本と書いている内容は変わらないですが、
PRを読んで構造化力を身に付けようといった
実践的なことにも少し触れているところは
良かったかなあと思います。
【勉強になったこと】
・新たな情報に出会ったら自分の言葉で感想を言う
感想を言うことのメリット:
①評価すべき点や疑問点を洗い出せるようになる
②自分なりの気づきを得られるようになる
③知識を言語化できるようになる
④知識の定着に役立つ
⑤自分自身の考えや意見を持てるようになる
・教えることが出来る人=頭の良い人とは限らない
教えることが出来る人は、「相手には知らない
知識がある」前提で教えてくれる。
・解説文を読み解くためのコツとして、
文章の構造を理解しておくことが大事。
①同格関係
A is B
②因果関係
A だから B
③対比関係
2つ以上のことを比べている
④比喩表現
~に例えると
①と④は同じことなんじゃないかなあと少し感じたが
読解力を向上させるためにも上記を無意識に判別して
読み解いていくことが大事。
・プレスリリースを読む習慣をつけること
これにより構造化力の向上にもつながる。
・視野、視点、視座を認識せよ
視野:どの範囲でものごとを見るか
視点:どの観点でものごとを見るか
視座:どの立場でものごとを見るか