あらすじ
家門の跡を継ぐ長子でも、家族の愛を独占できる末っ子でもない、中途半端な2番目として、いつも誰かの影で生きてきたカリナ。 絵を描くことが唯一の趣味だった彼女は、自分に残された時間があと少しだということを知り、今まで交流もなかった婚約者に会いに行くことに。 婚約破棄の書類を胸に抱いて… 「ここにいさせてください」 「正気か?」 「その代わり…婚約を破棄して差し上げます」 この時は思いもしなかった。あれほど望んだ無償の愛と関心を彼がくれることになるなんて。 そのせいで、どうでもよかった人生に未練を抱くことになるなんて…
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
貴族令嬢カリナ。
離れて暮らす兄、病弱な妹、わんぱくな弟がいる。
両親は常にカリナを後回しにし、カリナは幼い頃からずっと我慢を強いられてきた。
お茶会も誕生日すら祝ってもらえない中、唯一の癒しは絵を描くことだった。
そんな時、自身が芸術病であると判明する。
絵を描くことでしか癒されないにも関わらず、絵を描くことが自身の命を削っている…。
余命1年と宣告され、静かな所で落ち着いて過ごしたいとカリナは婚約者であり、辺境の領主を務める公爵の元へ単身で向かったが…?
Posted by ブクログ
ネットで流れてきた韓国マンガ。素晴らしい芸術の才能を持つカリナは、才能ゆえの病で余命わずかと宣告させる。婚約者のいる北部へ旅立つ。お約束通り、婚約者は相手を憎んでいるというか、意味もなく嫌っている。この先は溺愛が見えているが、他と違うのは、この作品では主人公は淡々としている。兄弟妹の間で顧みられる事もなく、育ったせいだろうか。いわゆる放置親だ。誕生日を無視する、責任だけを押し付ける、そしてそれを当然と捉えて消えた理由も思いつかないという感じ。カリナは復讐をするわけではない。ただ、残りわずかの時間を好きなことをして生きていこうという想いだけ。気軽な展開かと思えば意味は深いという微妙な作品。