あらすじ
タスクに追われて、日々消耗しているあなたへ ・いろいろ仕事に手をつけて、結局何も終わっていない ・イレギュラーなことが起きるとすぐに慌ててしまう ・無理なスケジュールを立てて、自分を追いつめてしまう ・「間に合うのか」「終わるのか」といった不安や焦りが常にある ・気力を温存したくて、先送りを繰り返してしまう……etc. その“常識”を変えれば、ムダに消耗しなくなる。 ×「1ヵ月単位の綿密なスケジュールを立てて、その通りに行動する」 ○「今日やることだけ、目の前のことだけを考えればいい」 ×「重要度の高い仕事は、頭が働くときに落ち着いてやろう」 ○「業務時間のはじめとおわりに、必ず大きな仕事に手を付ける」 ×「失礼なことがあってはいけないから、メールの返信に時間がかかる」 ○「1分以内に書く。たいていは1行の返信でことたりるものばかり」
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Posted by ブクログ
ヤラネバ!という呪文
とともに、
せっせと穴を掘っては
埋めて、また掘って…
彼や彼女が囚われてる
その名も徒労の儀式。
疲れて窶れたその手に
添えられる慈しみの手。
そんな印象の内容です。
たいがいのことはある
程度出来てれば十分。
完ぺきなプレゼン資料
?
埃一つないピカピカの
部屋?
それ、ただの自己満で
誰も求めてないかも…
ToDoリストにあれ
これ書きこんでる時間
があるなら、
その間に最低限のこと
をさっとやってしまい
なさいと。
やらなくていいことに
無駄に消耗することは
避けたいものです。
Posted by ブクログ
少しずつ読み進めていた本が読み終わった。
私がタスク管理という概念を知ったのが2018年頃、そして佐々木正悟さんの存在を知って出会ったのは2019年頃のことで、私の中では最初は心理学やタスク管理のイメージが強かった方でした。その後、タスクシュートやグッドバイブスなどの考え方に出会う中で、最初は何をおっしゃっているかわからなかった佐々木さんのお話が、徐々にわかる部分も出てきたような気がしています。
本書に記載されたことは、一般的に出回っているタスク管理や逆算思考とは真逆と言っても良いことが数多く書かれていますが、「そのとおりだな」「それを避けて通ろうとするからこそ問題が起きるのだな」と理解できてしまいます。本書を読みながら、苦笑いしてしまうような、「そうですよねぇ」と口に出してしまうような時間を過ごさせていただきました。のんびり少しずつ読み進めていたのですが、改めてもう一周読み直したいなと思っています。
Posted by ブクログ
・仕事の大小に関わらず達成感を得ていい
・三分後には別人になっている
・締め切りを気にして心のスペースがないと効率が落ちる
テクニックと言うよりも心のありようが記されている。焦りで作業効率が落ちるのは確かにそうかもと思えました。
Posted by ブクログ
「毎日タスクや締切に迫られて、いつも計画どおり進まず心身共に疲弊した人」にオススメ。
無理な締切なら間に合わなくて当たり前、締切後も時間はいくらでもある、将来ばかり心配しないでリラックスしようぜ!と清々しいまでに開き直る本。
ただ本書は、不確実性を理由に計画が無意味だと言ってる訳ではない。「余計な事を考えず目の前のタスクに全集中しよう」という提案はとても合理的。あらゆる時短テクニックを駆使しても、心が疲れて動けなくなってしまったらどうしようもない。目に見えない心の余裕を保つことは、意外と重要かも知れないと気付かされた。