あらすじ
オフィーリア・エクセルシオールは聖女である。
聖女は高位貴族との結婚が義務付けられているが、貴族にとっても高い地位を持つ聖女と結婚することは名誉なことだ。
しかし、聖女の婚約者として選ばれた公爵令息は未成年に手を出したあげく、身勝手にも婚約破棄すると言い出す始末。
――頭が悪いんですか？ 頭が悪いんですね……。
厚顔無恥の勘違い男へ、オフィーリアはとうとう反撃の狼煙を上げる。
そんな彼女を献身的に支えるのは、幼い頃から忠誠を誓う聖騎士ローガン。
オフィーリアの悲願が果たされるとき、ローガンとの関係にも変化が訪れて――？
感情タグBEST3
婚約破棄のざまぁから始まるこの話、不思議な話の構成でしたが楽しく読ませていただきました。聖女の婚約者を奪うことがどういうことか、聖女の元婚約者がどれだけのひとの人生をめちゃくちゃにしてきたのか、あっさり書かれていたけれどなかなか酷い。ローガンの聖女への献身、素敵でした。
ホント頭悪かった。
頭が悪いんですか？頭が悪いんですね…。の煽り文句に乗せられて読みました、うん、清々しい程頭悪かったです。 それに王家も悪かったです。
聖女を蔑ろにして２回も国を存亡の危機に晒しその原因を分かっていながら３回目をやる、頭悪いんですか？頭悪いんですね。 王家も貴族も頭悪い！
お尻の軽いリリアンの実家のカレンドュラ家も降格で良くない？先代先先代の嫁ぎ先の上級貴族も降格で良くない？ 国を傾けたんだよ！背任行為でしょ、今更ながらの法整備、悪いのは王家と貴族。
恋愛要素はあまり萌えないけどホッコリ、教皇のお爺ちゃんがユーモアたっぷりでまたホッコリ。
聖騎士ローガンが、聖女の為に、どれだけ暗躍してるのか、ちょっと怖いけど。
本当にクズな婚約者に、騙され、身を滅ぼしていった人が、余りにも多くいそうで、切なくなる。
